FC大阪は8日、FW武田 太一が今季限りで現役を引退することを発表しました。
武田は早稲田大より2020年に徳島ヴォルティスに加入。その後、AC長野パルセイロでのプレーを経て、昨季よりFC大阪に在籍していました。
4年間での現役生活ではJ3リーグ通算6試合・0得点の成績でした。
クラブを通じて武田は次のようにコメントしています。
「リリースがあったとおり、今シーズンで引退することを決意しました。サッカー選手人生を振り返ると4年間の大半をリハビリに費やし、苦しいことが多々ありました。その中でも試合に絡めない僕のことを応援してくださった各チームサポーターの皆様、様々な援助をしてくださったスポンサー企業の皆様、リハビリばかりの僕を受け入れてくれたクラブ関係者の皆様とチームメイトへ心より感謝申し上げます。皆様の声援があったからこそ、心折れることなくリハビリと向き合い、今日この日まで頑張り続けることができました。
ケガをしている大学生時代の僕にオファーをくださった徳島ヴォルティス、徳島で満足いく結果が出せない中、受け入れてくれた長野パルセイロ、試合に出られずとも、2年間在籍させてくださったFC大阪。所属した3チームへは、何一つ恩を返せずに引退を決意したことを大変申し訳なく感じ、悔しい気持ちでいっぱいです。だからこそ、今後続く長い人生の中でサッカー選手としてではなく、新しい僕なりの形で恩返しができるよう精一杯頑張ります。4年間、僕のサッカー人生に携わってくださった全ての皆様、本当にありがとうございました」