明治安田生命J3リーグは26日に第37節の8試合が行われ、2位の鹿児島と3位の富山が揃って勝利を収めた。
ホームで沼津と対戦した鹿児島はスコアレスで迎えた65分に米澤 令衣が均衡を破ると、69分には端戸 仁が加点し、2-0と快勝。連敗を2で食い止め、2位の座を守っている。宮崎の本拠地に乗り込んだ富山は39分の伊藤 拓巳のゴールを皮切りに、怒涛のゴールラッシュを展開。41分にマテウス レイリアが追加点を奪うと、この富山の10番は後半にも2点をマークし、ハットトリックを達成した。さらにその後にも吉平 翼と松岡 大智が加点し、6-0と大勝を飾った。この結果、残り一枠となった昇格争いは鹿児島と富山の2チームに絞られている。
アウェイで愛媛と対戦した八戸は1-1で迎えた90+5分に相田 勇樹が値千金の決勝ゴールをマークし、2-1で勝利。6位に順位を上げた一方、敗れた愛媛は2連敗となった。鳥取は1点ビハインドで迎えた89分に小澤 秀充のゴールで追いつくと、90+3分に大久保 優が決勝点を奪取し、劇的な展開で奈良に2-1と逆転勝利を収めた。
福島は森 晃太と雪江 悠人のゴールで2-1と北九州に競り勝った。YS横浜は終了間際の90+1分に萱沼 優聖のゴールで追いつき、1-1で長野と引き分けた。相模原vs岩手、讃岐vs松本はともにスコアレスドローに終わっている。
■試合データ
愛媛vs八戸
YS横浜vs長野
奈良vs鳥取
宮崎vs富山
鹿児島vs沼津
相模原vs岩手
讃岐vs松本
北九州vs福島