FC大阪は19日、MF町田 蘭次郎の契約満了を発表しました。またMF上月 翔聖が今季限りで退団することも発表しています。
町田は2019年に加入し、今季の明治安田生命J3リーグで21試合・0得点。昨季加入した上月は今季の同リーグで2試合・0得点の成績でした。
クラブを通じて両選手は次のようにコメントしています。
「今シーズンを持ってFC大阪を退団することになりました。大学を卒業してチームがない中、岡崎GMに『一緒にJリーグを目指さないか?』と声をかけていただき、当時JFLだったFC大阪に加入することになりました。そこから4年の時間をかけて2022シーズンのJリーグ入りを果たした時、今までサッカーをしてきて、ダントツで嬉しい気持ちになりました。そして加入当時、決して多いとは言えない熱いサポーターの方々がいましたが、今では花園のゴール裏を子供たち含めたくさんの方がユニホームを着て、声を出して、鮮やかな水色に染めてくれています。こんな世界でサッカーをしたいと子供の頃から思っていて、それを叶えてくれたFC大阪ファミリーには本当に感謝をしています。
さらにいつも『蘭次郎ならもっとできる!』と期待してくださった会長、社長をはじめ、フロントスタッフの皆様。パートナー様、個人的に応援してくれるファンの皆様。本当にありがとうございました!これからのFC大阪の飛躍を期待してます。最後に5年間一緒に戦ってくれた仲間に。いつも期待を言葉にしてくれた監督、コーチングスタッフ、トレーナー、マネージャー。こんな生意気な僕にも優しくしてくれた先輩方、『俺ら最高だよな!』っていつも仲間意識を持たせてくれた同期たち、もう先輩ともなんとも思わずガンガン仲良くしてくれた後輩たち、挙げ出したらキリがないです。みんな大好きです。本当にありがとう!!」(町田)
「2年間という短い間ではありましたが、本当にありがとうございました。大学サッカーが終わり、どこからもオファーがなく夢を諦めかけていた僕に声をかけてくれたこのクラブで「Jリーガーになる」と言う夢を叶えられたこと、『Jリーグデビュー』ができたことは本当に嬉しかったです。今シーズンは試合に出れない期間が長かったですが、シーズンを通して情熱を持ち続けることができたのはFC大阪サポーターの皆さんと僕を応援してくれる全ての人のおかげでした。
昨シーズン、ゴールを決めた時に自分のことのように喜んでくれたFC大阪サポーターの皆さんの姿を忘れることはありません。ただ、まだシーズンは終わっていません。まだまだ成長できる、FC大阪の選手として試合に出られるチャンスがあります。悔しさを情熱にかえて、残り試合の中で1分でも試合に出て僕の気持ちを皆さんにプレーで伝えられるように最後まで頑張りたいと思います。これからのことは『なんとかなる』とだけ思って、自分らしく過ごせていけたらと思います!FC大阪に関わる全ての方々に心から感謝しています。次はもっともっと上の舞台で会いましょう!ありがとうございました!!」(上月)