明治安田生命J1リーグ 2ndステージは29日に第9節の6試合が行われ、鹿島は川崎Fに快勝を収めトップの座をキープした。
0-0で迎えた51分、カイオのゴールで先制した鹿島は、58分に金崎 夢生が追加点。84分に1点を返されるも、アディショナルタイムに赤﨑 秀平がダメを押し、3-1で川崎Fを打ち破った。これで鹿島は石井 正忠監督就任後、無傷の6連勝。勝点を22として2ndステージの首位を堅持した。
2位の広島はホームで名古屋と対戦。ドウグラスがハットトリックを達成し、佐藤 寿人がJ1通算最多得点にあと1点に迫るゴールを決めるなど、5-2でアウェイチームを圧倒。横浜FMに0-4と大敗を喫した浦和を得失点差でかわし、年間順位で首位に立っている。
その横浜FMと浦和の一戦では、中村 俊輔がJ1通算19本目となる直接FK弾を叩きこむなど、終始ホームチームが優位に展開。浦和に付け入る隙を与えなかった横浜FMは4連勝で、暫定ながら2ndステージの5位に浮上した。
思わぬ大差がついたのは神戸と鳥栖の一戦。26分に先制を許したものの、34分に渡邉 千真が同点弾を叩きこむと、そこから怒涛のゴールラッシュを披露。前半アディショナルタイムに逆転に成功すると、後半は一気に5点を追加し、7-1で鳥栖を文字通り粉砕した。
残留争いから抜け出したい清水は、50分に鄭 大世の移籍後初ゴールで先制しながら、70分に太田 宏介に直接FKを叩きこまれ1-1のドロー。またしても勝ち切れず、年間順位で17位に留まっている。
仙台の本拠地に乗り込んだ新潟は、0-0で迎えた後半アディショナルタイムに山本 康裕が起死回生の決勝弾。劇的な展開で勝点3を手中に収め、残中争いから一歩抜け出している。
今週ACL準々決勝 第1戦を戦ったG大阪は30日に湘南と、同じく柏は甲府と対戦。29日に天皇杯1回戦を戦った松本と山形の一戦は9月23日に開催される。