JリーグYBCルヴァンカップは15日に準決勝の第2戦が行われる。
アウェイでの第1戦を0-1で落とした名古屋は、ホームで逆転を狙う。第1戦では前半終了間際に失点し、後半に盛り返したものの課題の得点力不足を解消できずに完封負けに終わった。第1戦で後半からピッチに立ち、相手ゴールに迫ったキャスパー ユンカーが逆転勝利へのキーマンとなりそうだ。
一方の福岡は主力を温存しながらも初戦をモノにし、勢いに乗っている。決勝点を決めた鶴野 怜樹はもちろん、初戦では途中出場となったエースの山岸 祐也が攻撃のカギを握るだろう。一方で引き分けでも決勝に駒を進めるだけに、慎重な戦いを演じる可能性もある。長谷部 茂利監督の采配も大きなポイントになりそうだ。
浦和はホームに横浜FMを迎える。第1戦は61分に失った1点を取り返せずに0-1と敗戦。ホームでの第2戦で逆転劇を演じられるか。第1戦ではチャンスを作りながらも決め手を欠いただけに、攻撃陣の奮起が求められる。またこの試合ではキャプテンを務める酒井 宏樹が出場停止となるだけに、代わって出場する選手のパフォーマンスも重要となる。まずは早い時間に追いつくことが、逆転勝利へのポイントになりそうだ。
対する横浜FMは引き分けでも決勝進出を実現できるものの、攻撃力が売りのチームなだけに守りを固める戦いは選択しないだろう。これまで通りにアグレッシブな姿勢を貫き、追加点を奪いに行くはずだ。第1戦で決勝点を決めたアンデルソン ロペスをはじめ、ヤン マテウス、エウベルらが出てくる相手の裏を突くことができれば、多くのゴールチャンスが生み出されるかもしれない。完全アウェイの雰囲気の中で5年ぶりのファイナル進出なるか。
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名古屋vs福岡
浦和vs横浜FM