明治安田生命J1リーグは2日、3日に第26節の9試合が開催される。
首位の横浜FMはアウェイで柏と対戦。前節は横浜FCに完敗を喫し、3連勝はならなかった。アンデルソン ロペスが好調を維持するだけに、4点を奪われた守備の修正がテーマとなるだろう。対する柏は広島と引き分け、4戦負けなしとしている。安定した守備を実現しており、今節も粘り強い対応を保ち、素早い攻撃から相手ゴールに迫りたい。
2位の神戸はホームに京都を迎える。前節はFC東京と引き分け、2試合連続のドローとなった。先行される試合が続いているだけに、先手を奪い試合を優位に運びたいところだ。一方の京都は福岡を下し、2連勝を達成。2戦連発中の原 大智が今節も結果を残せるか。
3位の名古屋はホームで横浜FCと対戦。前節はC大阪に敗れ、2連敗となった。優勝争いに踏み止まるためにも、これ以上の連敗は避けたいところ。前節結果を出し、日本代表にも選出された森下 龍矢にかかる期待は大きい。横浜FCは横浜FMとのダービーマッチをモノにし、連敗を2で食い止めている。首位相手に4ゴールを奪った勢いを今節にも持ち込み、今季二度目の連勝を狙う。
4位の浦和は新潟の本拠地に乗り込む。前節は湘南を下し、2連勝と再び調子を上げてきた。3試合連続ゴール中のホセ カンテの決定力に今節も期待がかかる。新潟は鹿島に敗れ、連勝はならなかった。隙を見せたサイド攻撃の対応を上手く修正したい。
5位の鹿島はアウェイで湘南と対戦。前節は新潟を下し、2連勝とした。もっとも今節はエースの鈴木 優磨が出場停止となるだけに、他の攻撃陣に結果が求められるだろう。対する湘南は浦和に敗れ、3試合勝利なし。チャンスを作りながらも決め手を欠いたなか、新戦力のディサロ 燦シルヴァーノがチームを勝利に導く活躍を見せられるか。
C大阪はホームで川崎Fと対戦。前節は名古屋を下し、2連勝を達成している。2ゴールで勝利の立役者となった上門 知樹に加え、日本代表に初選出された毎熊 晟矢のパフォーマンスにも注目だ。一方の川崎Fは札幌と引き分け連敗を3で止めたものの、5戦未勝利と苦戦が続く。5試合で12失点を喫する守備組織の立て直しが急務となる。
札幌はホームにG大阪を迎える。前節は川崎Fと引き分け、9試合未勝利となった。2点のリードを守り切れなかっただけに、試合の終わらせ方がテーマとなりそうだ。G大阪は鳥栖と引き分け、連勝はならず。それでも終了間際に追いつく粘りを披露しており、その良い流れを今節にも持ち込みたいところだ。
そのG大阪に勝ち切れなかった鳥栖は、ホームで広島と対戦。先制点を決めた長沼 洋一が古巣相手に結果を残せるか。そのパフォーマンスに注目が集まる。対する広島は柏と引き分け、連勝が2で止まっている。怪我から復帰し存在感を放つ満田 誠が攻撃のカギを握るだろう。
FC東京はホームに福岡を迎える。前節は終了間際に追いつかれ、神戸と引き分けている。2試合勝利がないなか、好調を維持するディエゴ オリヴェイラに大きな期待がかかる。一方の福岡は京都に敗れ、2連敗となった。2試合ゴールのない攻撃陣が意地を見せたいところだ。
■各試合の見どころをチェック
札幌vsG大阪
新潟vs浦和
名古屋vs横浜FC
柏vs横浜FM
湘南vs鹿島
C大阪vs川崎F
鳥栖vs広島
FC東京vs福岡
神戸vs京都