明治安田生命J2リーグは19日に第31節の9試合が行われ、首位の町田が敗れた一方、2位の磐田が勝利を収め、両者の勝点差は6に縮まった。
3位の清水と首位の町田の上位対決は、アウェイの町田が2点を先行する展開となった。しかし清水は44分にカルリーニョス ジュニオが1点を返すと、61分に乾 貴士が同点ゴールをマーク。さらに84分にはチアゴ サンタナが勝ち越しゴールを奪取し、3-2と逆転勝利を収めた。清水は4連勝を達成した一方、敗れた町田は4試合ぶりの黒星となった。
アウェイで甲府と対戦した磐田は、43分に生まれたジャーメイン 良のゴールを守り抜き、1-0で勝利。勝点を57に伸ばし、町田とのポイント差を詰めている。
アウェイでいわきと対戦した東京Vはチャンスを作りながらも決め手を欠き、スコアレスドローで終了。山形はイサカ ゼインと藤本 佳希のゴールで2-0と熊本を下し、5連勝で昇格プレーオフ圏内となる6位に順位を上げている。
ホームに大分を迎えた岡山は、57分に生まれた鈴木 喜丈のゴールが決勝点となり、1-0で勝利。千葉は小森 飛絢のゴールなどで、3-2と藤枝に勝利した。
長崎の本拠地に乗り込んだ栃木は、0-1で迎えた68分に根本 凌が同点ゴールを奪うと、89分に大島 康樹が値千金の決勝ゴールをマークし、2-1と逆転勝利を収めた。仙台はスコアレスで迎えた90+5分にエヴェルトンが決勝点を奪取し、1-0で大宮に勝利。12試合ぶりに勝点3を手にした。水戸は前半終了間際に安藤 瑞季のゴールで先制しながら、87分に失点し、1-1で秋田と引き分けている。
■試合データ
いわきvs東京V
水戸vs秋田
甲府vs磐田
清水vs町田
仙台vs大宮
山形vs熊本
千葉vs藤枝
岡山vs大分
長崎vs栃木