浦和レッズは6日、GK鈴木 彩艶のシント=トロイデンVVへの期限付き移籍がクラブ間で合意に達したことを発表しました。メディカルチェック後に正式契約となります。
鈴木は2021年より浦和に在籍し、今季の明治安田生命J1リーグでの出場はありませんでした。
クラブを通じて鈴木は次のようにコメントしています。
「このたび、シント=トロイデンに期限付き移籍することを決断いたしました。0歳から浦和で育ち、埼玉スタジアムで世界一のファン・サポーターと共にプレーすることを夢見て、11歳のときに浦和レッズジュニアに加入しました。そこからアカデミーで7年間、多くのことを学び浦和レッズジュニア出身の選手として、はじめてプロ契約を結ぶことができました。浦和レッズの選手になり、守護神としてゴールを守りタイトルを獲得する、という目標を持って闘ってきましたが今日までに実現させることができず、悔しい気持ちと共に自分自身の力不足を痛感しています。しかし、素晴らしいチームメート、スタッフ、ファン・サポーターと共に戦った試合の一つ一つを鮮明に覚えています。共に喜びを分かち合ったこと、時には厳しい声をかけてくれたこと、全てが僕の大切な財産です。
今回の移籍はとても難しい決断でしたが、自分の夢を達成するために覚悟を持って決断いたしました。また、チームとしてもリーグタイトル獲得に向けて、とても重要な時期にこの移籍を受け入れてくれたクラブに感謝したいです。アカデミーの選手たちの目標となれるように、浦和レッズの選手としてプレーしてきた誇りを胸に世界で闘ってきます。いつの日か、再び浦和レッズのユニフォームを着てプレーできるように頑張ってきますので、引き続き浦和レッズと共に応援していただけるとうれしいです。11年間ありがとうございました」