明治安田生命Ｊ１リーグは27、28日に第15節の9試合が行われる。
首位の神戸はホームでFC東京と対戦。前節は柏と引き分け3連勝はならなかったが、5試合負けなしとしている。好調を維持する大迫 勇也のパフォーマンスが今節もカギを握るだろう。対するFC東京は鹿島と1-1で引き分けている。早い時間帯での失点で苦しくなっただけに、試合の入りがポイントとなりそうだ。
2位の横浜FMはホームに福岡を迎える。前節はＧ大阪に2-0と快勝を収めた。水曜日に行われたルヴァンカップで復帰を果たした宮市 亮に注目が集まる。福岡は浦和と引き分け、3試合勝利がない。堅い守りは備わるだけに、2試合連続無得点の攻撃陣が意地を見せたいところだ。
3位の名古屋は札幌の本拠地に乗り込む。前節は広島との上位対決を2-1でモノにした。2ゴールで勝利の立役者となったキャスパー ユンカーが今節も結果を残せるか。対する札幌は京都を下し、3連勝と勢いに乗る。3戦連発中の浅野 雄也に今節もかかる期待は大きい。
4位に浮上した鹿島はアウェイで鳥栖と対戦。前節はFC東京と引き分け、連勝が5でストップした。先制しながら逃げ切れなかっただけに、リード時の試合運びがポイントになりそうだ。鳥栖は新潟を下し、3戦負けなしとした。3試合連続無失点と安定した守備が備わるだけに、鹿島の攻撃を凌ぎながら、素早い攻撃でチャンスを生み出したい。
広島はホームに湘南を迎える。前節は名古屋に敗れ、2連敗となった。調子は下降気味だが、日本代表に初選出された川村 拓夢が嫌な流れを断ち切る活躍を見せられるか。湘南はＣ大阪に敗れ、4連敗。7試合勝利から遠ざかり、17位に順位を下げている。7試合で15失点を喫する守備の修正が重要なテーマとなるだろう。
Ｃ大阪はホームで横浜FCと対戦。前節は湘南を下し、2連勝を達成した。調子を上げてきたレオ セアラが今節も輝きを放てるか。一方の横浜FCは川崎Ｆを下し、こちらも2連勝としている。強固な守備組織が好転の要因となっており、今節も粘り強い守備を保ち、勝機を高めたい。
京都はホームに浦和を迎える。前節は札幌に敗れ、4連敗となった。苦しい戦いが続くなか、日本代表に招集された川﨑 颯太がチームに勢いをもたらせるか。浦和は福岡と引き分け、連勝はならなかった。チャンスを作りながらも決め手を欠いた攻撃陣の奮起が求められる。
川崎Ｆはホームで柏と対戦。前節は横浜FCに敗れ、今季二度目の2連敗となった。2試合連続複数失点を喫する守備組織を上手く立て直したいところだ。対する柏は神戸と引き分け、井原 正巳監督の初陣を白星で飾れなかった。それでも首位チームと互角の戦いを演じられたのは自信となったはず。得点力に課題を抱えるなか、細谷 真大を中心とした攻撃で相手ゴールに迫りたい。
新潟はホームにＧ大阪を迎える。前節は鳥栖に敗れ、連勝はならなかった。決定力不足に苦しむなか、鈴木 孝司らFW陣に結果が求められる。Ｇ大阪は横浜FMに敗れ、泥沼の5連敗となった。今節は大黒柱の宇佐美 貴史が出場停止となるだけに、代わってピッチに立つ選手が意地を見せたいところだ。
■各試合の見どころをチェック
札幌vs名古屋
神戸vsFC東京
広島vs湘南
鳥栖vs鹿島
京都vs浦和
横浜FMvs福岡
新潟vsＧ大阪
Ｃ大阪vs横浜FC
川崎Ｆvs柏
