明治安田生命Ｊ１リーグは6日、7日に第12節の8試合が行われる。6日にACL決勝を控える浦和の同節の試合（vs湘南）は6月28日に開催される。
首位の神戸はホームで横浜FCと対戦。前節は名古屋と引き分け、連勝はならなかった。エースの大迫 勇也が好調を維持する一方、失点が増えつつある守備組織を上手く立て直したいところだ。対する横浜FCは前節新潟を下し、待望の今季初勝利を挙げた。好セーブを連発したスベンド ブローダーセンに今節もかかる期待は大きい。
2位に浮上した横浜FMはホームに京都を迎える。前節は鳥栖を3-1で撃破した。2ゴールを決めたヤン マテウスが今節も結果を残せるか。京都は川崎Ｆに敗れ、3試合勝利から遠ざかる。チャンスを作りながらも決めきれなかった攻撃陣が意地を見せたいところだ。
3位の名古屋はホームでＧ大阪と対戦。前節は神戸と引き分け8試合負けなしとしたが、3戦連続ドローと勝ち切れない試合が続いている。好調を維持するキャスパー ユンカーが再びチームに勢いをもたらす活躍を見せられるか。Ｇ大阪はＣ大阪とのダービーマッチに敗れ、4試合勝利なしとなった。失点が目立つ後半の戦い方がポイントとなりそうだ。
広島vs福岡は、4位と5位の上位対決となる。広島は前節の試合がなく、直近のゲームではＣ大阪を下している。今節は絶好調のドウグラス ヴィエイラが出場停止となるだけに、ピエロス ソティリウら他の攻撃陣にその穴を埋める活躍が求められる。福岡は前節、FC東京に競り勝ち、4試合ぶりに勝点3を手にした。殊勲の決勝点を決めた山岸 祐也が今節も大仕事をやってのけるか。
Ｃ大阪はホームに鹿島を迎える。前節はＧ大阪とのダービーマッチを2-1でモノにした。途中出場から決勝点を決めた加藤 陸次樹の起用法がポイントになりそうだ。鹿島は前節札幌を下し、3連勝と勢いに乗っている。3試合連続完封勝利と安定した守備に加え、エースの鈴木 優磨が4戦連発と絶好調。攻守の歯車ががっちりとかみ合っており、このまま一気に浮上していきそうな気配だ。
札幌はホームでFC東京と対戦。前節は鹿島に0-1で敗れ、今季初の連勝はならなかった。チャンスを作りながらも不発に終わった攻撃陣の奮起が求められる。FC東京は福岡に敗れ、3連勝はならず。こちらも完封負けを喫しただけに、仲川 輝人ら攻撃陣が目に見える結果を残したい。
川崎Ｆはホームに鳥栖を迎える。前節は京都を下し、今季初の連勝を飾っている。小林 悠に初ゴールが生まれたのは好材料で、今節は今季いまだ結果の出ていないホームでの初勝利＆3連勝を狙う。鳥栖は前節横浜FMに敗れ、連勝はならなかった。本田 風智が2試合連続ゴールと調子を上げているものの、複数失点が続く守備の修正が求められてきそうだ。
新潟はホームで柏と対戦。前節は横浜FCに敗れ、3連敗となった。得点力に課題を抱えるなか、開幕戦以来ゴールのない谷口 海斗が結果を残せるか。柏は前節湘南を下し、今季2勝目を挙げた。ここ4試合で3得点と好調のマテウス サヴィオに今節も大きな期待がかかる。
■各試合の見どころをチェック
札幌vsFC東京
名古屋vsＧ大阪
広島vs福岡
横浜FMvs京都
新潟vs柏
Ｃ大阪vs鹿島
神戸vs横浜FC
川崎Ｆvs鳥栖
