明治安田生命J1リーグは15日に第8節の9試合が行われ、上位3チームが揃って勝利を収めた。
アウェイで鹿島と対戦した神戸は24分の大迫 勇也の先制点を皮切りに、怒涛のゴールラッシュを展開。前半終了間際に武藤 嘉紀が追加点を奪うと、48分には大迫が3点目をマークした。その後の1点を返されたものの72分に佐々木 大樹、85分には再び武藤が決めて、5-1と大勝を飾った。勝点を19に伸ばした神戸は首位の座をキープ。敗れた鹿島は4連敗となった。
川崎Fの本拠地に乗り込んだ2位の名古屋は、開始9分にキャスパー ユンカーのゴールで先制すると、前半終了間際にはマテウス カストロが直接FKを叩き込み、2点のリードを奪った。後半に1点を返されたものの2-1で逃げ切り、2試合ぶりの勝利を手にしている。
3位の広島はアウェイで横浜FCと対戦。スコアレスで迎えた49分に東 俊希が先制点を奪うと、73分にオウンゴールで加点。さらに76分にはドウグラス ヴィエイラがダメを押し、3-0と快勝。破竹の5連勝を達成した。
ホームで札幌と対戦した浦和は、スコアレスで迎えた68分にアレクサンダー ショルツが先制点を奪うと、83分には興梠 慎三が追加点をマーク。88分に1点差に詰め寄られたもののアディショナルタイムに2点を追加し、4-1と快勝を収めている。
ホームに福岡を迎えた新潟は、前半のうちに2点を先行される苦しい展開も、後半に入って怒涛の反撃を展開。主役となったのは伊藤 涼太郎だ。47分に1点を返すと、後半アディショナルタイムに立て続けにゴールを奪取。ハットトリックの活躍で、3-2と逆転勝利の立役者となった。
ホームでG大阪と対戦した京都は1-1で迎えた82分、パトリックが古巣相手に決勝ゴールを叩き込み、2-1で勝利した。C大阪は奥埜 博亮が2ゴールを奪う活躍を見せ、2-1でFC東京に競り勝った。
湘南は65分に先制されるも、81分に鈴木 章斗のゴールで追いつき、1-1で横浜FMと引き分けた。鳥栖は55分に長沼 洋一のゴールで先制するも、75分に追いつかれ、1-1で柏と引き分けている。
■試合データ
横浜FCvs広島
新潟vs福岡
浦和vs札幌
川崎Fvs名古屋
湘南vs横浜FM
鳥栖vs柏
鹿島vs神戸
FC東京vsC大阪
京都vsG大阪