モンテディオ山形は4日、ピーター クラモフスキー監督との契約を4月2日付で解除したことを発表しました。
ピーター クラモフスキー監督は2021年途中より指揮を執り、今季の明治安田生命J2リーグでは2勝5敗の成績でした。
クラブを通じてピーター クラモフスキー監督は、次のようにコメントしています。
「永遠に残る記憶と共にモンテディオ山形を去ります。選手やスタッフに別れを告げたとき、私がこのフットボールクラブに与えた影響に気づかされました。私が就任したその日から、我々全員で築き上げてきたフットボールと、2021、2022シーズンの良い時も悪い時も、我々の戦い方を成長させてきたことを誇りに思っています。昨シーズンの終盤、フィールドでは嬉し涙があふれ、スタジアムでは鳥肌が立った素晴らしい光景は、私の心に永遠に残るでしょう。
残念ながら、今シーズン、私が皆様と過ごせる時間は短くなってしまいましたが、全選手たちが勝者となり、さらなる成功を追い続ける為に成長している過程にあると思っています。クラブ関係者の皆様、選手、スタッフ、そして我々たちを応援し続けてくれた全ての素晴らしいサポーターに心から感謝しています。最後に、監督として、クラブ史上最高勝率を達成したことを誇りに思います」
また山形は同日、渡邉 晋氏が新監督に就任することを発表しました。渡邉氏はベガルタ仙台、レノファ山口FCの監督を歴任し、昨季より山形のコーチを務めていました。
就任にあたり渡邉新監督は次のようにコメントしています。
「このたび、モンテディオ山形の監督に就任いたしました渡邉晋です。まず初めに、一コーチとしてクラモフスキー監督を支え切れなかったこと、このような結果になってしまったことに大きな責任を感じています。クラブからの要請に対する今回のこの決断は簡単なものではありませんでした。しかし、水戸戦後の選手の表情、叫びを思い出した時、『彼らと一緒にここから這い上がってみせる』という想いに優るものはありませんでした。モンテディオ山形のために尽力いたします。残り35試合、これまで以上の熱いご声援をどうぞよろしくお願い致します」