アビスパ福岡は21日、DF輪湖 直樹が2022シーズンをもって現役を引退することを発表しました。
輪湖は2008年にヴァンフォーレ甲府に加入し、その後、徳島ヴォルティス、水戸ホーリーホック、柏レイソルでのプレーを経て、2018年より福岡に在籍していました。
15年に渡る現役生活ではJ1リーグ通算103試合・4得点、J2リーグ通算213試合・2得点の成績でした。
クラブを通じて輪湖は、次のようにコメントしています。
「プロサッカー選手を引退する決断をしました。サッカーを通じてたくさんの人と出会うことができ、そしてたくさんの人から影響を受けてここまでプレーすることが出来ました。
本当にありがとうございました。宮和田FCでサッカーを始めて、仲間と楽しくボールを蹴っていたのを昨日のことのように思い出します。あそこが原点であり、私のサッカー人生の始まりです。その後、柏レイソルの育成組織に入り、ヴァンフォーレ甲府でプロの門を開き、徳島ヴォルティス、水戸ホーリーホック、柏レイソル、アビスパ福岡の5チームでプレーする機会をいただき感謝しています。全てのチームでたくさんの思い出があります。ここでは書ききれないので改めて書かせていただきます。
切磋琢磨したたくさんのチームメイト、指導してくれた指導者の方々、サポートしてくれた多くの方々、皆さんひとりひとりがいたおかげでプロサッカー選手になることができ、プロサッカー選手として15年間プレーすることができました。ありがとうございました。上手くいくこと、上手くいかないこと、壁を乗り越えたこと、仲間に助けられたことなどさまざまなことをサッカーで経験し、サッカーから学びました。いつかはサッカーを辞めるときが来ます。アビスパ福岡で引退できて幸せです。今とても清々しい気持ちです。最高で幸せなサッカー人生でした。これからも自分らしく挑戦していきます。多くの声援、サポートありがとうございました」
なお3月4日に開催される明治安田生命J1リーグ第3節の柏レイソル戦で、引退セレモニーが行なわれる予定となっています。