2022年12月6日(火) 03:20
日本が前田のゴールで先制するも、クロアチアとの激闘の末に敗れる 【サマリー:FIFAワールドカップカタール2022 ラウンド16 日本vsクロアチア】
カタールワールドカップのラウンド16が6日(日本時間)に行なわれ、日本代表はPK戦の末にクロアチア代表に敗れ、ベスト8進出はならなかった。
日本は劇的な勝利を収めたスペイン戦と同じ3-4-2-1の布陣でこの試合に臨んだ。GKには権田 修一が入り、3バックは左から谷口 彰悟、吉田 麻也、冨安 健洋が形成。2ボランチは守田 英正と遠藤 航が務め、ウイングバックには左に長友 佑都、右には伊東 純也が入った。2シャドーには鎌田 大地と堂安 律が名を連ね、1トップには前田 大然がスタメンとしてピッチに立った。
試合は立ち上がりからクロアチアのペースで進行したが、日本もセットプレーからチャンスを掴み、3分には谷口が惜しいヘディンシュートを放つなど、ゴールの予感を漂わせた。
その後はクロアチアがボールを持つ時間が長くなったが、徐々に日本も盛り返し、35分過ぎあたりからはいい形でボールを奪う機会も増えていった。そして迎えた43分、ショートコーナーから伊東がクロスを送り込むと、吉田の折り返しを前田が押し込み先制に成功。1-0で試合を折り返すと、後半は一進一退の攻防が続いたが、55分に一瞬の隙を突かれイヴァン ペリシッチに同点ゴールを奪われてしまう。
同点とされた日本は三笘 薫、浅野 拓磨、南野 拓実らを投入し勝ち越しを狙ったが、チャンスを作りながらも決め手を欠き、1-1のまま延長に突入。しかし延長戦でもスコアは動かず、勝負の行方はPK戦へと委ねられた。
日本は1人目の南野のキックがセーブされると、2人目の三笘も失敗。3人目の浅野は決めたものの、4人目の吉田のPKが相手GKに防がれてしまう。逆にクロアチアは3人目が失敗したものの、その他の3人は確実にネットを揺らした。日本は1-3とPK戦の末に敗れ、目標としていたベスト8を前に大会を去ることとなった。
■試合データ
日本vsクロアチア
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