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勝てば突破、負ければ敗退。難敵相手に再び奇跡を起こせるか。【プレビュー:FIFAワールドカップカタール2022 GS 第3節 日本vsスペイン】

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2022年12月1日(木) 13:50

勝てば突破、負ければ敗退。難敵相手に再び奇跡を起こせるか。【プレビュー:FIFAワールドカップカタール2022 GS 第3節 日本vsスペイン】

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勝てば突破、負ければ敗退。難敵相手に再び奇跡を起こせるか。【プレビュー:FIFAワールドカップカタール2022 GS 第3節 日本vsスペイン】
グループステージ敗退か。ラウンド16進出か。日本の運命はこの一戦にすべてがかかっている

日本代表は2日4時(日本時間)、決勝トーナメント進出をかけてスペイン代表と対戦する。

2戦を終えて1勝1敗でグループ2位。勝てば突破が決まる一方、敗れれば敗退が決定。引き分けの場合は同時刻に行われるドイツとコスタリカ戦の結果に委ねられることになる。

世界屈指の強豪国であるスペインは、今大会の初戦でコスタリカを7-0と一蹴。続くドイツ戦では先制しながら逃げ切れなかったものの、1勝1分で堂々とグループ首位に立っている。

もっともスペインもまだ突破が決まっておらず、この試合に敗れれば敗退となる可能性もあるだけに、ベストの陣容で日本に向かってくるはずだ。

圧巻のパスワークと連動性を備えるスペインサッカーの中核を担うのはミドルゾーン。重鎮ブスケツがアンカーの位置に構え、ガビとペドリの若きインサイドハーフが違いを生み出していく。バルセロナトリオを中心に攻撃を組み立てながら、アセンシオやモラタら質の高いストライカーがゴールを陥れる。ツボにはまればその攻撃は、もはや手の施しようがない。

日本とすれば押し込まれる展開となるだろう。しかし、ボールを持たれるのは想定内。保持されながらも粘り強く対応し、相手の隙を突く戦いに勝機を見出したい。

カギを握るのは中盤の守備だ。遠藤 航の欠場が濃厚ながら、守田 英正、田中 碧らが相手のパスワークを上手く限定できれば、良い形でボールを奪える機会も増えるだろう。そこから素早く切り替え、前田 大然、伊東 純也らスピード溢れる前線が相手の背後に鋭く突く。この形こそが日本の狙いとなるはずだ。

もちろん途中出場から流れを変えられる三笘 薫や浅野 拓磨の起用法もカギを握るはずだ。3バックへの変更もポイントとなるだろう。ドイツ戦ではその采配がはまった一方、コスタリカ戦では裏目に出たが、このスペイン戦でも森保 一監督の手腕にかかる期待は大きい。

グループステージ敗退か。ラウンド16進出か。日本の運命はこの一戦にすべてがかかっている。

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