松本山雅FCは17日、DF田中 隼磨が今季限りで現役を引退することを発表しました。
田中は2001年に横浜F・マリノスでプロのキャリアをスタートさせ、2002年に東京ヴェルディに期限付き移籍。2004年に横浜FMに復帰し、2009年からは名古屋グランパスでプレー。松本には2014年より在籍していました。
22年に渡る現役生活では、J1リーグ通算420試合・15得点、J2リーグ通算149試合・4得点を記録しました(2022年11月17日現在)。
クラブを通じて田中は、次のようにコメントしています。
「皆様には突然のご報告になりますが、今シーズンをもちまして松本山雅FCで現役引退することを決断いたしました。サッカーをはじめてから今日まで、またプロキャリアをスタートして23年間の長きに渡り、横浜フリューゲルス、横浜F・マリノス、東京ヴェルディ1969、名古屋グランパス、Jリーグ、日本サッカー協会をはじめ、さまざまな形で私のことを支えていただいたサッカー関係者の皆様、一緒に困難を乗り越えてきたチームメイト、そしてどんなときでも応援してくれたファン・サポーターの皆様、本当にありがとうございました。
生まれ育った街のクラブ 松本山雅FCでサッカー選手として引退できることを、とても嬉しく、そして誇りに思えます。11月20日最終戦にピッチに立つ姿を見せることが、共に戦ってきたファン・サポーターの皆様をはじめこれまで支えてくださった多くの皆さんに向けて、選手としてできる最後の恩返しであり、感謝を伝えられる形になるだろうと思っています。プロサッカー選手として残りの4日間を悔いなく全うしたいと思います」
なお20日に開催される明治安田生命J3リーグ第34節のSC相模原戦後に、引退セレモニーが行われる予定となっています。