いわきFCは16日、MF松本 健太郎とDF増崎 大虎の契約満了を発表しました。
今季、松本はVONDS市原FC(関東リーグ)、増崎はコバルトーレ女川(東北リーグ)へ期限付き移籍していました。
クラブを通じて両選手は、次のようにコメントしています。
「この度いわきFCを退団することになりました。3年前初めていわきに来た日、巨大なクラブハウスを目にし、こんな素晴らしい環境でプレーができるのかと大きな希望に胸を膨らませた事を思い出します。『大きな可能性を秘めるこのクラブで自分自身がどれだけ成長できるか楽しみであると共に身の引き締まる思いです』とコメントしました。来年からJ2へ挑戦するいわきFCの躍進とは裏腹にこの3年間で成長は愚か、僕は僅かしかいわきFCのエンブレムを背負いプレーができませんでした。2年目、もう一度いわきFCで活躍する為期限付き移籍を決断したにもかかわらず怪我をしました。その際はいわきに戻らせていただきメディカルスタッフをはじめ強力なサポート体制で驚くほど順調に復帰することができました。3年目の今年も逆足を怪我し現在もリハビリ中です。入団当初思い描いていた未来とはずいぶんかけ離れた現実となりました。
しかしこのいわきFCに来て、サッカーのトレーニングはもちろんのこと、サッカー以外のトレーニングへの意識や取り組み、そして身体との向き合い方が明らかに変わりました。“HUMBLE & HUNGRY.”決して慢心することなく謙虚に取り組んできたいわきFCでの日々、いわきFCの選手としてプレーできたことを誇りに思います。僕をこのチームに誘っていただいた大倉社長本当にありがとうございました。コロナ禍でなかなか交流する機会がありませんでしたがいつも温かいご声援を下さったサポーターの皆さん、辛いリハビリ期間を支えてくださった湯本町の皆様にも感謝しています。いわきFCに関わるすべての皆様3年間大変お世話になりました。ありがとうございました。“止まらない、倒れない”この困難を乗り越えもう一度元気にプレーしている姿を見せれるよう前を向き進みます」(松本)
「今シーズンをもちましていわきFCを離れることになりました。これからもっと上を目指すいわきFCの力になれないのが寂しいです。4年間サポートしてくださった、ファン、サポーター、スポンサーの方々、チームスタッフ、選手、いわきFCに関わる全ての方に感謝しています。これからも選手として一人間としてもっと成長した姿を皆さんに見せられるように謙虚に直向きに頑張ります。4年間本当にありがとうございました」(増崎)