湘南ベルマーレは9日、MF古林 将太の契約満了を発表しました。
古林は2019年に湘南に復帰し、今季の明治安田生命J1リーグでは6試合・0得点の成績でした。
クラブを通じて古林は、次のようにコメントしています。
「小学3年生の時にベルマーレのサッカースクールに入ってからアカデミーで育ち、プロになることができました。移籍もありましたが、湘南ベルマーレで19年間という長い間、お世話になりました。全てを教わったチームです。本当に感謝しかありません。ずっとベルマーレで引退するのが夢でしたし、クラブを支える存在になりたいと思っていました。でも、自分たちが身を置いているのは勝負の世界ですし、今後どういった道に進むのかは分かりませんが、自分の中で整理をして気持ちを切り替えて進んでいきたいと思っています。眞壁会長、水谷社長をはじめスタッフの皆さんには小さい頃からずっと支えていただきました。何度も言いますが、一番にくるのは感謝の気持ちです。
また、サポーターの皆さんは自分にとって本当に大きな存在でした。2019年にベルマーレに帰ってきて、1年目はなかなか調子が上がらなかったですが、そんな中『コバショウなら大丈夫だ』といった声をたくさん掛けてもらい、皆さんの声や思いに支えられて自分らしくプレーすることができました。そして、僕自身がホームタウン出身ということもあり、湘南地域の皆さんにも常に支えていただき、いろいろな場所で『コバショウ、コバショウ』と声をかけてもらいました。そういった皆さんにとって、最後までカッコいいコバショウでいられるように、しがみついてプレーし続けることも大切なのかなと思っていますし、こういう時こそ人間として大きくなれると思っています。
今年の一年は、なかなかシーズンを通して試合に出場することができず、苦しい時間も長かったですが、本当にサッカーが楽しかったし、自分の中では今後に繋がる姿勢を見せられたと思っています。長い人生、この一瞬に左右されずに前を向いてやるしかないと思っています。どういった形であれ再びベルマーレに帰ってこられるように、今後も頑張り続けます。本当にありがとうございました」