ヴァンフォーレ甲府は2日、DF北谷 史孝が今季限りで現役を引退することを発表しました。
北谷は興國高より2014年に横浜F・マリノスに加入。その後、レノファ山口FC、V・ファーレン長崎、FC岐阜でプレーした後、2021年より甲府に在籍していました。
9年に渡る現役生活では、J2リーグ通算92試合・1得点、J3リーグ通算17試合・1得点を記録しました。
クラブを通じて北谷は、次のようにコメントしています。
「今シーズンを持ちましてプロサッカー選手を引退する事を決めました。兄の影響で小学校からサッカーを始め20年間、プロサッカー選手としては9年間、正直楽しい事や嬉しい事ばかりではなく、辛い事の方が多かったと思います。自分で思い描いていた現役生活とは違い僕は怪我が多く9年間の中でシーズンを通して怪我なく試合に出場が出来たのはレノファ山口FCでの1シーズンしかありませんでした。プロとして皆様に残念な報告が多く、僕自身悔しい気持ちでいっぱいでした。それでも怪我をする度にどのチームに行ってもドクター、メディカルスタッフの皆様、いつも暖かい声をかけてくださるファン、サポーターの皆様のおかげでここまでやってこれました。本当にありがとうございました。
また、横浜F・マリノスでルヴァン杯に出場して初めて経験した公式戦勝利、V・ファーレン長崎でのJ1昇格、今シーズンのヴァンフォーレ甲府での天皇杯優勝は僕の人生で一生忘れる事のない出来事だと思います。これらの経験はサッカーをやっていて本当に良かったと思えた瞬間でした。素晴らしいチームメイト達に感謝したいです。横浜F・マリノス、レノファ山口FC、V・ファーレン長崎、FC岐阜 ヴァンフォーレ甲府でお世話になった全てのチームメイト、指導者の皆様、メディカルスタッフ、スポンサー様、ホームタウンの皆様、そして支えていただいたファン、サポーターの皆様9年間本当にありがとうございました!」