明治安田生命J2リーグは23日に第30節の11試合が行われ、首位の大宮は群馬に1-1のドロー。2位の磐田は徳島に3-1と快勝を収めた。またC大阪は大分に3-1と逆転勝利。3位に浮上している。
ホームで群馬と対戦した大宮は、前半終了間際に失点する苦しい展開。57分にムルジャのゴールで追い付き引き分けに持ち込んだものの、前節に続いて勝点3を手にできなかった。
2位の磐田はエースのジェイが魅せた。52分に先制ゴールを奪うと、同点に追い付かれた直後の59分にすぐさま勝ち越しゴールを奪取。75分には太田 吉彰に3点目が生まれ、磐田が徳島を一蹴している。
前節まで3位の東京Vは、好調の愛媛に0-1で敗戦。大分に逆転勝ちを収めたC大阪にかわされ4位に転落した。一方、勝った愛媛はこれで5連勝とし、6位をキープ。勝点を47まで伸ばし、自動昇格圏(2位以内)も視野に入り始めている。
劇的な勝利を収めたのはアウェイで横浜FCと対戦した千葉。90+5分に松田 力が値千金の決勝弾。1-0と競り勝ち、勝点を46とした。一方、敗れた横浜FCはこれで7連敗と厳しい状況に追い込まれている。
8試合白星から遠ざかる岡山は、90+1分に岡本 英也が決勝ゴールを奪い1-0で福岡に勝利。金沢は先制したものの逃げ切れず、京都と1-1で引き分け、11試合勝利なしとなった。同じく結果が付いてこない札幌は、熊本と1-1で引き分け12試合勝利から見放されている。
北九州は土壇場の渡 大生のゴールで水戸と2-2の引き分けに。今夏に新潟から水戸に加入した鈴木 武蔵が移籍後初ゴールを決めている。長崎と讃岐の一戦は、両者決め手を欠きスコアレスドローに終わった。
最下位に沈む岐阜は、61分のオウンゴールが決勝点となり1-0で栃木に勝利。4試合ぶりに白星を手にしている。