ＪリーグYBCルヴァンカップは、3日に準々決勝の第1戦が行われる。
連覇を狙う名古屋は、ホームで浦和と対戦。プレーオフステージでは京都を2戦合計7-1で撃破し、ベスト8へと名乗りを上げている。京都相手に結果を出し、直近のリーグ戦でもゴールを決めているマテウス カストロがベスト4進出のカギを握るだろう。対する浦和はACL出場チームとして、この準々決勝が今大会の初陣となる。リーグ戦では現在3連勝中と勢いに乗っている。両者は週末のリーグ戦でも対峙するだけに、両指揮官の采配に大きな注目が集まる。
Ｃ大阪はホームに川崎Ｆを迎える。プレーオフステージでは湘南に2戦合計5-1と快勝。リーグ戦でも2連勝中と好調を維持している。今季のリーグ戦では2戦2勝と相性の良い川崎Ｆを、ホームで三度撃破できるか。対する川崎Ｆは新型コロナウイルス感染症の影響で、多くの選手が離脱している状況。先週末のリーグ戦ではGK3人がベンチ入りする異常事態だった。万全とは言えない状態となか、苦手とするＣ大阪をいかに攻略するのか。鬼木 達監督の手腕に期待がかかる。
広島はホームで横浜FMと対戦。プレーオフステージでは、2戦合計4-1で札幌を下している。ここまで6ゴールを挙げ、今大会の得点ランクトップに立つ、ジュニオール サントスにかかる期待は大きい。横浜FMは今大会の初陣となる。首位に立つリーグ戦では9戦負けなしと安定した戦いを続けている。ゴール量産中のレオ セアラが重要な役割を担うだろう。
ACL出場組の神戸はホームで福岡と対戦。リーグ戦ではここ2試合勝ちがなく、再び降格圏に沈んでいる。得点力に課題を残すなか、調子を上げてきた大迫 勇也に期待がかかる。一方の福岡は、劇的な展開で鹿島を下し、準々決勝へと駒を進めてきた。勝利の立役者となった山岸 祐也が再び大仕事をやってのけるか。
■各試合の見どころをチェック
名古屋vs浦和
Ｃ大阪vs川崎Ｆ
広島vs横浜FM
神戸vs福岡
