ヴァンラーレ八戸は13日、葛野 昌宏監督の退任を発表しました。昨季より指揮を執っていた葛野監督、6月1日に体調不良により休養することが発表されていました。
クラブを通じて葛野監督は、次のようにコメントしています。
「J2昇格に向けての今年度でしたが、自分の力不足により、期待に応える事が出来ずに大変申し訳なく思います。日頃から、ファン、サポーター、パートナーそして地域の皆様の声は常に届いておりました。状況が悪い時でも、皆様の声援で何度も勇気を与えてもらいました。本当に有難うございました。道半ばでトップチームを離れることは残念ですが、これからのヴァンラーレ八戸の飛躍を心より願っております」
また八戸は同日、新監督に志垣 良氏が就任することを発表しました。
志垣氏は福岡県出身の42歳で、名古屋グランパス、アビスパ福岡のコーチなどを歴任し、今年はBGパトゥム・ユナイテッドFC(タイ)のコーチを務めていました。
就任にあたり志垣監督は、次のようにコメントしています。
「私自身、成功からの様々な学びもありましたが、一方で、失敗や挫折も体験し、そこから多くの学びもありました。その全ての経験の中から学んだ事を全身全霊でこのチームに注いでいきたいと思います。選手、スタッフと共に八戸の地を熱く盛り上げ、失敗を恐れずに威風堂々とアグレッシブに戦えるチームにしていきたいと考えています。ヴァンラーレ八戸のファン、サポーター、スポンサーの方々、チームに関わる全ての皆様と多くの歓喜を共にできるのを楽しみにしています」