明治安田生命J2リーグは15日に第29節の11試合が行われ、首位大宮は愛媛に1-3で敗れ、連勝が8で止まった。また、2位磐田、3位東京Vと上位陣が揃って敗れる波乱の展開となっている。
敵地で愛媛と対戦した大宮は29分に近藤 貴司、31分に瀬沼 優司に決められ立て続けに失点。63分に内田 健太にダメ押しのゴールを許すと、76分にエースの家長 昭博が一矢を報いるが反撃はここまで。連勝は8で止まることとなった。
また、敵地で福岡と対戦した磐田は、58分に鈴木 惇にゴールを許すと、79分には交代で入っていた松浦 拓弥が2枚目のイエローを受け退場。このあと85分に坂田 大輔にゴールを許し、そのまま0-2で敗れた。
2位磐田を追い抜くチャンスを得た3位東京Vだったが、1時間後にキックオフを迎えた試合で徳島に0-1で完封負け。39分に津田 知宏にゴールを許すと、この日は攻撃陣が鳴りを潜め、連勝は5でストップした。
一方、4位C大阪は10分の玉田 圭司のゴールを守り切って岐阜に1-0で勝利。千葉は長崎と1-1で引き分けた。
この結果、上位陣の順位に変動はなかったが、大宮を破って4連勝とした愛媛がプレーオフ圏内の6位に浮上している。
このほか、群馬は金沢に、北九州は熊本をそれぞれ1-0で下した。札幌は小野 伸二と稲本 潤一が移籍後初めて揃ってピッチに立ったものの、岡山とスコアレスドローに終わった。京都は大分に2-1で、讃岐は水戸に1-0で勝利。横浜FCは栃木に1-2で敗れている。