カタール・ワールドカップのアジア最終予選が29日に行なわれ、日本代表はベトナム代表と1-1の引き分けに終わった。
すでにワールドカップ出場を決めている日本は、前節のオ―ストラリア代表戦からメンバーを9人入れ替え、オーストラリア戦の勝利の立役者となった三笘 薫をはじめ、谷口 彰悟、上田 綺世らがスタメンに名を連ねた。
試合は立ち上がりから日本がボールを支配する展開となったが、5バックの布陣を敷くベトナムの守備を崩せないもどかしい展開が続いた。すると19分、相手にCKの機会を与えると、これをグエン タイン ビンに決められて先制点を許してしまう。ビハインドを負った日本はさらに攻勢を強めたが、決定的なチャンスを迎えながらもゴールが遠かった。
後半に入ると日本は旗手 怜央に代えて伊東 純也を投入。すると54分、原口 元気のシュートのこぼれ球を攻撃参加していた吉田 麻也が押し込んで同点に追いつくことに成功した。逆転を狙った日本はその後、守田 英正、南野 拓実、田中 碧の3人をピッチに送り込み、一方的に相手を押し込んだものの、逆転ゴールをなかなか奪えない。70分に生まれた田中の得点もVAR判定によってゴールが認められなかった。
最後まで相手を押し込んだ日本だったが、結局勝ち越し点を奪えずに、1-1のドロー決着となった。日本は7勝1分2敗で最終予選の全日程を終えている。
■試合データ
日本vsベトナム
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