EAFF東アジアカップは2日に試合が行われ、日本は北朝鮮に1-2で敗れました。試合後の日本代表選手のコメントです。
■浅野 拓磨(広島)
「監督から裏をどんどん狙って、最後決めて来いと言われて入りました。ボールを持って仕掛けることと、味方が持っていたらどんどん裏に抜けようと思ってましたけど、そういう場面もなかなかなくて、ちょっと難しかった。失点の部分でも僕がちゃんとクリアしていればああいう場面は生まれなかったですし、そういうところもちゃんともっと頭を働かせて、試合に入れたらいいかなと思いますし、まだまだ未熟な部分がこの試合に出てしまったかなと思います」
――自分が入ってから失点したのは苦い経験?
「そうですね。逆に自分が取って試合を決めるという気持ちで入ったので。もっとできることはあったんじゃないかなと思いますし、やっぱりアジアの戦いは難しいなと思いますし、代表の厳しさも感じることができたので、これをいい機会として、まずは次の試合に向けていい準備をしていけたらいいかなと思います。同じことを繰り返したら何の意味もないので、これを経験として次、いいプレーができるようにやりたいなと思います」
■遠藤 航(湘南)
「入り方は悪くなかったと思うし、立ち上がりだったので、どんどん前に出ていこうというのは自分の中で意識していました。最初のクロスで点が取れて、前半はそんなに悪くなかっと思うし、守備でも最低限1対1で負けないところだったり、クロスを上げさせないところは自分の中で意識していたので、そういうところはできたと思いますけど、攻撃参加のところではまだ物足りないかなという印象です」
――アシストは狙い通り?
「そうですね。ボールを持って顔をあげた時に武藤君が前に走りこんでいたので、そこを見て、アーリークロスというか、間に蹴ればチャンスになるかなと思ってイメージ通りに蹴れました」
――チームとして4-3-3にして、セカンドボールの対応が難しくなった?
「確かに(谷口)彰悟君をディフェンスラインに吸収させすぎちゃって、そのセカンドというか、バイタルを空けちゃってるなという場面は結構ありましたが、そこはFWに対して彰悟君とセンターバックでつかむようなミーティングというか、監督からの指示もあったので、難しいところはありました。そこは状況判断でセカンドを拾うところと、拾わせるところと、僕たちが彰悟君を押し上げて自分たちで対応するという場面をもう少し作ってもよかったと思います」
――デビュー戦でアシストだが?
「自分の守備での1対1だったり、そういうところで負けないというのは、ある程度出せたと思うので、あとはやっぱりこういう試合状況だったり、相手が攻撃のシチュエーションを変えてきた時にどう対応するのかというを、もっとチーム全体に声をかけていけばいいと思うし。やはり個人としてはもっと攻撃参加していくシーンを多く作りたかったなという印象です」
■森重 真人(FC東京)
「失点の場面ではフィジカルを生かされて失点してしまいました。1失点目はしっかりセカンドボールに対して反応していれば問題なかったと思います。2失点目はもう少しセンターバック2人で選手を見られればよかったかなとは思いますけど、試合全体を通してはチャンスは作れてたので、そこで決めれなかったのがやっぱり問題だったかなと思います」
――暑さから徐々に運動量が落ちていったが、体力的に厳しかった?
「それは最初から分かってたことで、前半のうちに2点、3点取れていれば、相手の足も止まっていたと思うし、後半は相手のペースだったと思うので、そこで自分たちが足を止めてしまうんじゃなくて、しっかりコミュニケーションを取りながら頭を働かせて守備する必要があったのかなとは思います」
――ボールを奪って前に出してもすぐに奪われ、また最終ラインに戻ってくる展開が続いたが、もう少し前線でタメが作れればよかった?
「セカンドを拾うことは何回かできていましたが、そのボールを前に蹴りだしたり、外に蹴りだしたりするんじゃなくて、もっと大事に自分たちのボールにする必要があったのかなと思います」
■谷口 彰悟(川崎F)
「やはり負ける相手ではなかったし、やっていてもそれは感じていたけど、結果は逆転されて負けてしまいました。1点を取ったあとの自分たちのゲームの進め方とか、2点目を取りにいくチャンスはありましたのでそこをしっかり決めるとか、守るんだったらしっかり守るとか、その辺がちょっとあやふやだったかなという気がします」
――前半はかなりイメージ通りというか、決定機も作っていたし、プラン通りだったような気がするが?
「前半は良かったと思います、最初からいこうという話をしていたし、それで前からいって、早い時間に点を取れました」
――後半はアンカーになったと思うが、その頃から相手のパワープレーが増えてきた。その時間帯のしのぎ方はどうすればよかった?
「あの選手(20番)はすごく大きかったし、ヘディングも強かったので、ファーストでは勝てなくても、セカンドでしっかり対応しようというところは徹底してやろうと言っていたので、そこで2点やられてしまったのは正直悔しい。もうちょっとうまくやりたかったですね」