Y.S.C.C.横浜は10日、シュタルフ 悠紀監督の退任を発表しました。
シュタルフ監督は2019年より指揮を執り、今季の明治安田生命J3リーグでは11勝7分10敗(8位)の成績でした。
クラブを通じてシュタルフ監督は、次のようにコメントしています。
「YSファミリーの皆様へ、いつも温かくご支援いただき、ありがとうございます。私はこのほど、今シーズン限りでY.S.C.C.を去るという苦渋の決断を下しました。吉野代表は、当時高校生であった私にはY.S.C.C.のユースチームでプレーをする機会を、S級ライセンスを取得した直後の私にはトップチームで指導する機会を与えてくれました。これまでありとあらゆる面で私を温かく支援して見守ってくれた吉野代表には、言葉では言い尽くせないほど深く感謝しております。
2019年度に、前任の樋口監督からポゼッションサッカーを駆使するチームを引き継いで以来、クラブが掲げる一桁順位の達成を目指して3年間このチームに全身全霊を注ぎ、一瞬たりとも手を抜くことなく毎日私の持っている力の全てを出し切ってまいりました。何があっても常に私を護ってくれた吉野代表、サポートしてくれたスタッフ、そして一丸となって闘ってくれた選手たちに別れを告げてまで、このチームから離れてもよいものかどうか、最後の最後まで思いあぐねてきました。
このクラブで監督としてのキャリアをスタートできたこと、このスタッフ・選手たちと共に闘えたこと、そしてこのチームの一員であれたことは、私の誇りであり一生の宝物です。みんな、本当にありがとう。私は幸せ者です。ホームゲームの運営に携わってくださっている数多くのボランティアスタッフ、共に戦ってくれているアカデミー生、そしてこのクラブを愛し我々を応援してくださったサポーターの皆様にも、心から感謝いたします。私の未熟さゆえに最後まで心を掴むことがかなわなかった方々がいたことは心残りですが、今後ともクラブを、選手たちを、温かく見守りご支援いただけますよう、よろしくお願いいたします。これからはY.S.C.C.のOBとしてクラブのさらなる発展を陰ながら応援してまいります。その一方で、Y.S.C.C.が誇れる指導者となれるように、さらに精進を重ねる所存です。3年間本当にありがとうございました」