明治安田生命J2リーグは1日、27節の10試合が行われた。予定されていた群馬と岐阜の一戦は、雷の影響で中止となっている。
首位の大宮はアウェイで北九州と対戦。13分に家長 昭博のゴールで先制すると、34分にはムルジャが加点。直後に1点を返されるも慌てることなく試合を進め、そのまま2-1で勝利を収めた。これで大宮は7連勝。勝点を64に伸ばし、首位の座をより堅固なものとしている。
2位の磐田は岡山に先制される苦しい展開も、36分にジェイのゴールで追い付くと、同点で迎えた90+1分に川辺 駿が決勝ゴールを奪取。劇的な逆転勝利で2位の座を守った。
逆の展開で愛媛に痛恨の黒星を喫したのはC大阪。16分に関口 訓充のゴールで先制しながら、65分に追い付かれると、90+2分に河原 和寿に決勝弾を叩きこまれ1-2で敗戦。3位の座からすべり落ちている。代わって浮上したのは東京V。75分に高木 大輔の2試合連続ゴールで先制すると、終了間際にも1点を追加。2-0で讃岐に完勝を収め、4連勝で3位に順位を上げた。
7試合勝星から見放されている金沢は、この日も先制しながら勝ち切れず、1-1で水戸と引き分けた。同じくチーム状態が芳しくない千葉は、ホームで徳島に1-0と勝利。21節の岐阜戦以来、6試合ぶりに勝点3を手にした。
その他、ホームに札幌を迎えた京都は後半の2得点で勝利。福岡vs大分の九州対決は両者譲らず1-1の引き分けに。熊本は愛媛に2-0と快勝を収め、14位に順位を上げている。
3連敗中の横浜FCはアウェイで長崎に0-2と完敗。連敗街道から抜け出せず、厳しい状況に陥っている。