AC長野パルセイロは2日、FW金園 英学が今季限りで現役を引退することを発表しました。
金園は関西大より2011年にジュビロ磐田に加入。その後、ベガルタ仙台、北海道コンサドーレ札幌、ヴァンフォーレ甲府を経て、今季より長野に在籍していました。
11年に渡る現役生活では、J1リーグ通算114試合・26得点、J2リーグ通算64試合・14得点、J3リーグ通算7試合・0得点を記録しました(2021年12月2日現在)。
クラブを通じて金園は、次のようにコメントしています。
「この度、2021シーズンを最後に現役を引退することにしました。Jリーグ創世期のアルシンドのプレーに感銘を受け、小学校1年生で本格的にフットボールを始めてから30年弱、言葉に言い表す事のできないくらい幸せな時間でした。森ノ宮S.C、明倫クラブ、立正大学淞南高校サッカー部、関西大学体育会サッカー部、ジュビロ磐田、ベガルタ仙台、北海道コンサドーレ札幌、ヴァンフォーレ甲府、AC長野パルセイロで共に闘って下さった皆様、本当にありがとうございました。そして改めて、僕の可能性を信じ続けてくれた両親、最愛の妻、笑顔のプリティな子供達に感謝します。
現役生活を振り返ると、怪我が多く、思い描いていたキャリアとは程遠い形になりましたが、それでも、前田遼一さんという男の中の男をはじめ、偉大な先輩方の背中を間近で見られたことで、人として大きく成長することが出来たと自負しています。今後は、この何事にも代えがたい素晴らしい経験を生かし、次のステージでも鍛錬を惜しまず『灰頭土面(かいとうどめん)』、全身全霊で頑張ります。最後になりますが、まだシーズンは終わっていません。週末に大事な試合が残っています。少しでもチームの力になれるよう全力で闘います。応援よろしくお願いします」