明治安田生命J3リーグは28日に第29節の7試合が行われ、熊本との直接対決を制した宮崎が首位に浮上した。
ホームで首位の熊本と対戦した2位の宮崎は、スコアレスで迎えた84分に、代 健司が値千金の決勝ゴールをマーク。1-0で勝利した宮崎は熊本をかわして首位に浮上。これが今季最終戦となっており、優勝は最終節の他チームの結果に委ねられることになった。一方、引き分け以上で昇格が決まる熊本だったが、痛恨の敗戦を喫し、3位に転落した。
前節まで3位の岩手はホームで4位の富山と対戦。0-0で迎えた86分に小野田 将人が決勝ゴールを奪い、1-0で勝利した。岩手は勝点を52に伸ばし、2位に浮上。次節、引き分け以上で悲願の昇格が決定する。敗れた富山は勝てば昇格への望みをつなげたが、その可能性は潰えている。
アウェイでYS横浜と対戦した福島は、長野 星輝と樋口 寛規のゴールで2-0と快勝。今治は近藤 高虎のゴールなどで、3-0と八戸を撃破した。
鹿児島の本拠地に乗り込んだ長野は、44分に三田 尚希のゴールで先制すると、61分に佐野 翼が追加点を奪い、2-0で勝利した。鳥取は田口 裕也の2ゴールなどで、3-1と讃岐に逆転勝ち。岐阜vs藤枝は両者決め手を欠き、スコアレスドローに終わっている。
■試合データ
岩手vs富山
YS横浜vs福島
今治vs八戸
鹿児島vs長野
宮崎vs熊本
岐阜vs藤枝
讃岐vs鳥取