ベガルタ仙台は23日、手倉森 誠監督の退任を発表しました。
手倉森監督は今季8年ぶりに仙台の指揮を執り、明治安田生命J1リーグでは5勝12分19敗(第36節終了時)の成績に終わり、来季のJ2降格が決定しています。
クラブを通じて手倉森監督は、次のようにコメントしています。
「このたび、監督を退任することになりました。震災から10年の節目の年、昨年ベガルタ仙台が苦しい状況に置かれた中、何とか力になれればと監督を引き受けさせていただきました。クラブの立て直し、昨年からの挽回とJ1残留を果たすべく力を注いできましたが力およばずJ2に降格させてしまい、大きな悔しさと責任を感じています。大変申し訳ありません。佐々木社長と共に、クラブ再建を誓い監督を務めてきましたが、J1残留を逃す事となり辞意を固めました。残り2試合、スタッフと選手で来期につながる闘いを期待します。J2降格が決定した今、クラブ再建へ別の形で貢献して参りたいと思います」
なお仙台は同日、手倉森監督の退任を受け、今季終了まで原崎 政人ヘッドコーチが監督として暫定的に指揮を執ることも発表しています。
クラブを通じて原崎新監督は、次のようにコメントしています。
「湘南ベルマーレ戦の結果をもって、来シーズンのJ2降格が決まり、ヘッドコーチである自分も責任を感じています。手倉森監督の退任を受け、暫定的ですがチームの指揮を執る以上、今シーズンの残り2試合、チームが全力で戦い、未来につながる姿を見せることができるよう尽力します。共に戦ってください。よろしくお願いいたします」