明治安田生命J3リーグは21日に第28節の6試合が行われ、前節まで首位の宮崎が富山に敗れた一方、2位の熊本がYS横浜に勝利を収め、両者の順位が入れ替わっている。
アウェイで富山と対戦した宮崎は、45分に前田 椋介のゴールで先制しながら、後半に2点を奪われ、1-2と逆転負け。4試合ぶりの黒星を喫した。一方勝った富山は5試合ぶりの勝利で、昇格に望みをつないでいる。
ホームにYS横浜を迎えた熊本は、47分に生まれた伊東 俊のゴールを守り抜き、1-0で勝利。5試合ぶりの白星で勝点を51に伸ばし、首位の座を取り戻している。
ホームで讃岐と対戦した3位の岩手は、33分に和田 昌士のゴールで先制すると、37分に色摩 雄貴、39分には中村 太亮が立て続けにゴールを奪取。終了間際に1点を返されたものの大勢に影響はなく、3-1と勝利を収めた。勝点を49に伸ばした岩手は、2位に転落した宮崎との差を1ポイントに詰めている。
ホームに岐阜を迎えた八戸は、島田 拓海と前田 柊のゴールで2-1と勝利。9試合ぶりに勝点3を手にした。一方敗れた岐阜の昇格の可能性は潰えている。
鳥取は田口 裕也と石川 大地のゴールで2-1と今治を下し、最下位から抜け出した。長野は1点ビハインドで迎えた48分に東 浩史のゴールで追いつき、1-1で沼津と引き分けている。
■試合データ
八戸vs岐阜
岩手vs讃岐
富山vs宮崎
鳥取vs今治
熊本vsYS横浜
長野vs沼津