明治安田生命J1リーグは20日に第36節の10試合が行われ、横浜FC、仙台、大分の3チームの降格が決定した。
ホームに神戸を迎えた20位の横浜FCは開始9分に大迫 勇也に先制ゴールを許すと、31分にもアンドレス イニエスタに得点を奪われ、0-2と敗戦。ホームで湘南と対戦した19位の仙台はウェリントンと岡本 拓也にゴールを許し、0-2で敗れている。鹿島の本拠地に乗り込んだ18位の大分は、チャンスを作りながらも決め手を欠き、スコアレスドローに終わった。
一方、仙台に勝利した15位の湘南と広島を1-0で下した16位の清水がともに勝点を36に伸ばしたことで、同27の横浜FC、同27の仙台、同29の大分は残り2試合で36まで到達することができず、無念のJ2降格となった。
FC東京の本拠地に乗り込んだ17位の徳島は、藤田 譲瑠チマと垣田 裕暉のゴールで2-0と快勝。勝点を33とし、残留に望みをつないだ。
ACL出場争いでは、横浜FCを下した3位の神戸が勝点を70に伸ばした一方、大分と引き分け鹿島は勝点63で3位以内の可能性がなくなった。一方、アウェイでG大阪と対戦した名古屋は、シュヴィルツォクの2ゴールなどで3-1と快勝。勝点を65とし、3位の可能性を残している。浦和は伊藤 敦樹と田中 達也のゴールで2-1と横浜FMを下したが、神戸との勝点差は8のままで、こちらも3位の可能性が消滅している。
アウェイでC大阪と対戦した川崎Fはレアンドロ ダミアンの2ゴールなどで、4-1と快勝。レアンドロ ダミアンは今季の得点数を20に伸ばし、得点ランクのトップに立つ横浜FMの前田 大然に1点差に迫っている。C大阪では今季限りでの引退を表明した大久保 嘉人が後半からピッチに立ったものの、古巣相手にゴールを奪うことができなかった。
ホームに札幌を迎えた鳥栖は、38分に生まれた樋口 雄太のゴールを守り抜き、1-0で勝利。柏vs福岡は両者譲らずスコアレスドローに終わっている。
■試合データ
仙台vs湘南
浦和vs横浜FM
FC東京vs徳島
G大阪vs名古屋
C大阪vs川崎F
鳥栖vs札幌
鹿島vs大分
横浜FCvs神戸
清水vs広島
柏vs福岡