明治安田生命J1リーグは6日に第35節の3試合が行われ、横浜FMがFC東京を下し、今季の3位以内を確定させた。
ホームにFC東京を迎えた横浜FMは、開始10分に前田 大然のゴールで先制すると、21分にマルコス ジュニオールがPKで加点。24分には小池 龍太が3点目を奪った。39分にはFC東京の森重 真人が2枚目の警告で退場となり、このプレーで得たPKを前田が決めて、4点目を奪取。さらに後半立ち上がりにはまたしても前田が強烈なヘッドを叩き込み、ハットトリックを達成した。その後も攻撃の手を緩めない横浜FMは、69分に小池、84分にはオウンゴール、86分には水沼 宏太が決めて、圧巻のゴールラッシュを演じた。8-0と大勝を収めた横浜FMは、勝点を75に伸ばし、来季のACL出場権を手にしている。
ホームで徳島と対戦した3位の神戸は、57分に生まれた大迫 勇也のゴールを守り抜き、1-0で勝利。勝点を67に伸ばし、ACL出場権獲得に向けて一歩前進した。一方敗れた徳島は、2連敗で降格圏から抜け出せなかった。
ホームで札幌と対戦した清水は、17分にチアゴ サンタナのゴールで先制したものの、23分に同点とされると、49分にも失点し逆転を許してしまう。ところが83分に滝 裕太が起死回生の同点ゴールを奪取。2-2と引き分けに持ち込んだ清水は連敗を3で食い止め、残留に向けて価値ある勝点1を手にしている。
■試合データ
清水vs札幌
神戸vs徳島
横浜FMvsFC東京