明治安田生命J2リーグは30日に第36節の9試合が行われ、磐田と京都の上位2チームが揃って勝利を収めた。
アウェイで大宮と対戦した磐田は、体調不良の鈴木 政一監督に代わり、服部 年宏ヘッドコーチが指揮を執り、この試合に臨んだ。開始9分に先制点を奪われる苦しい展開に陥ったが、53分に山本 康裕のゴールで追いつくと、終了間際の90+7分に山田 大記が値千金の決勝ゴールをマーク。2-1と逆転勝利を収め、首位をキープした。
愛媛の本拠地に乗り込んだ2位の京都は、開始3分に生まれたピーター ウタカのゴールを守り抜き、1-0で勝利。勝点を75とし、磐田との2ポイント差を保った。アウェイで東京Vと対戦した3位の甲府は、チャンスを作りながらも決め手を欠き、スコアレスドローで終了。連勝が4でストップし、京都との勝点差が8に拡大した。
長崎はウェリントン ハットと植中 朝日のゴールで2-1と水戸を撃破。琉球と町田の一戦は、両者譲らずスコアレスドローに終わっている。
千葉vs山口も両者決め手を欠き、スコアレスドローで終了。秋田は開始9分に飯尾 竜太朗のゴールで先制しながら、24分に同点ゴールを奪われ、1-1で金沢と引き分けた。
残留を争う群馬と松本の直接対決は、33分に生まれた大前 元紀のゴールが決勝点となり、1-0で群馬が勝利。勝点を37に伸ばし、残留争いから一歩抜け出している。一方敗れた松本は、4連敗で最下位に転落した。相模原は1点ビハインドで迎えた58分に兒玉 澪王斗のゴールで追いつくと、90+2分にユーリが決勝ゴールを奪取。2-1と北九州に逆転勝利を収めた相模原は、6試合ぶりに勝点3を手にし、最下位から抜け出している。
■試合データ
秋田vs金沢
群馬vs松本
大宮vs磐田
千葉vs山口
愛媛vs京都
北九州vs相模原
長崎vs水戸
東京Vvs甲府
琉球vs町田