2021年10月12日(火) 22:25
崖っぷちの日本が執念の勝利!難敵・オーストラリアを撃破しW杯出場へ望みを繋げる【サマリー:カタールW杯 アジア最終予選 日本vsオーストラリア】
カタールワールドカップのアジア最終予選が12日に行われ、日本代表はオーストラリア代表に2-1で勝利した。
負ければワールドカップ出場が厳しくなる日本は、8日のサウジアラビア戦からスタメン3人を変更。守田 英正、田中 碧、伊東 純也の3人が先発に名を連ね、4-3-3の布陣でこの試合に臨んだ。
試合は開始8分に、左サイドからの南野 拓実のクロスを受けた田中が、豪快に右足を振り抜き、日本が先制に成功。その後はオーストラリアにボールを持たれる時間が続いたが、粘り強い守備で相手の攻撃を凌ぎ、前半を1-0で折り返した。
後半もオーストラリアに押し込まれる展開となったが、日本は集中した守備を保ち、相手にゴールを与えなかった。しかし70分、一度はPK判定となった守田のファウルがVAR判定でFKとなると、これをアイディン フルスティッチに直接叩き込まれ、1-1の同点に追いつかれてしまう。勝点3を求められた日本は苦しい状況に追い込まれたが、86分に歓喜の瞬間が訪れる。ディフェンスラインの背後へのパスに反応した途中出場の浅野 拓磨がループ気味のシュートを放つと、これがポストに当たり、処理を誤った相手のオウンゴールを誘って勝ち越しに成功。この1点を守り抜いた日本は、2-1で勝利を収めた。
日本は最終予選2勝目を挙げ、オーストラリアとの差を3ポイントに縮め、グループ3位をキープした。
■試合データ
日本vsオーストラリア