JリーグYBCルヴァンカップは10日に準決勝の第2戦が行われ、名古屋とC大阪がファイナル進出を決めた。
アウェイでFC東京と対戦した名古屋は、15分にアダイウトンに先制ゴールを奪われると、55分にも髙萩 洋次郎に決められて2点のビハインドを負った。この時点でトータルスコアは3-3となったが、アウェイゴールでFC東京に上回れてしまった。このままいけば敗退となるところだったが、80分に稲垣 祥が値千金のゴールを奪取。その後はFC東京の猛攻を耐え凌ぎ、トータルスコア4-3で初の決勝にコマを進めた。一方敗れたFC東京の連覇はならなかった。
第1戦を1-1で引き分けていたC大阪vs浦和は、第2戦でも互角の戦いが続く。前半をスコアレスで折り返すと、試合が動いたのは53分。こぼれ球に反応した加藤 陸次樹が粘り強く押し込んで、C大阪が先制に成功した。その後は1点を追いかける浦和が猛攻を仕掛けるも、C大阪は守護神のキム ジンヒョンを中心とした粘り強い守備でゴールを許さない。そのまま逃げ切りに成功したC大阪は、2戦合計2-1で初優勝を果たした2017年以来となるファイナル進出を決めている。
決勝は10月30日に埼玉スタジアム2002で行われる。