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JリーグとNPBではワクチン・検査パッケージの技術実証を進めていこうと協議しています。第40回新型コロナウイルス対策連絡会議会見レポート

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2021年10月6日(水) 12:55

JリーグとNPBではワクチン・検査パッケージの技術実証を進めていこうと協議しています。第40回新型コロナウイルス対策連絡会議会見レポート

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JリーグとNPBではワクチン・検査パッケージの技術実証を進めていこうと協議しています。第40回新型コロナウイルス対策連絡会議会見レポート
一般社団法人日本野球機構(NPB)と公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が連携する「新型コロナウイルス対策連絡会議」の40回目が、4日に開かれた

一般社団法人日本野球機構(NPB)と公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が連携する「新型コロナウイルス対策連絡会議」の40回目が、4日に開かれた。

今回の会議では、両団体で「ワクチン・検査パッケージ」の技術実証を進めていくことが話し合われたという。

会議後のリモート会見でJリーグの村井 満チェアマンは「全国的に緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が緩和され、少しずつ社会生活が進みつつある実感があります。そうしたなか、JリーグとNPBではワクチン・検査パッケージの技術実証を進めていこうということで協議しています。今日はそうした観点から、専門家の先生にご意見、アドバイスを頂戴しました」と、会議の内容を明かした。

すでに村井チェアマンは、先月末の理事会後に「ワクチン・検査パッケージ」を使った観客制限緩和の技術実証を早ければ10月から実施すると明らかにしており、この検証では政府や自治体が定める上限数に上乗せし、証明書保有者の席が設けられることになる。

専門家グループの三鴨 廣繁氏は「スポーツイベントが満員の状況で行えることがウィズコロナの時代にはあるべき。そういったものに向けての活動の一歩が始まった会議だったという認識です」と今回の会議を振り返り、「Jリーグ、プロ野球のこの試みが日本社会を動かしていく一つの原動力になればいいと願っています」と話した。

また、同グループの舘田 一博氏も「次のステージに向かって大きなスタートを切るような状況が確認されたと思います。できるだけ早く観客を100%入れた中で、スポーツを楽しめる社会に戻していかなければいけないという共通の目標があります」とコメントしたうえで、「1万人単位の観客を入れながら、それによるリスクを評価し、どれだけ安心安全に(観客数制限を)解除していくかを考えていく非常に大事な検証になると思います。決して油断して急ぐのではなく、一つひとつのエビデンスを確認しながら解除していく方向性を考えていかなければいけません」と、検証への期待を述べた。

同グループの賀来 満夫氏も「ワクチン・検査パッケージ」の実証には慎重さが求められると指摘する。「ワクチンを受けていない方をしっかりとフォローしていかないといけません。検査の方法についても、どのような検査を使っていくのか。その精度なども含めて、しっかりと検証し、データを見ていくことも重要です。ゼロリスクはないなかで、ワクチンと検査をどう組み合わせて、感染を起こさないような有効なデータを取っていけるかが大事になってくると思います」と話した。

 

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