明治安田生命J2リーグは、26日に第26節の11試合が行われた。首位の大宮はホームで岐阜と対戦。9分の横山 知伸の先制弾で勢いに乗ると、その後は怒涛のゴールラッシュを展開。42分に横山が2点目を奪うと、45分にムルジャ、75分に福田 俊介、そして86分に家長 昭博がダメを押し、5-0と岐阜を圧倒した。これで大宮は6連勝。勝点を61とし、昇格レースのトップを独走している。
注目マッチとなったのは、2位磐田と3位C大阪の上位対決。7分に田代 有三のゴールで先制された磐田は、その後多くのチャンスを作ったもののゴールは遠く。シュート23本を放ちながら無得点に終わり、ホームで0-1と敗れた。これで大宮との勝点差は14に拡大。一方、C大阪には3ポイント差に詰め寄られている。
ホームで徳島に0-1と敗戦を喫した金沢は、これで7試合勝利がなく、5位に後退した。代わって4位に浮上したのは東京V。57分の高木 大輔のゴールで京都に1-0と勝利し、3連勝を達成。2位磐田との勝点差を4とし、自動昇格圏内も視野に入れている。
上位戦線に踏みとどまりたい千葉は、ホームで熊本に2-3と惜敗。5試合勝利なしと、苦境に立たされている。同じく白星から見放されている札幌は、愛媛に0-1と敗戦。四方田 修平新監督の初陣を勝利で飾れなかった。
倉田新体制で2連勝を狙った栃木は、54分まで2点のリードを奪いながら、その後2失点を喫し、ホームで痛恨のドロー。水戸は後半の2得点で、アウェイで横浜FCから快勝を収めた。讃岐は57分に生まれた木島 良輔のゴールを守り抜き、北九州に1-0と勝利した。
台風の影響が懸念された福岡と長崎の一戦は、両者決め手を欠きスコアレスドローに。大分は後半に高松 大樹と為田 大貴がゴールを奪い、ホームで群馬に快勝。最下位から脱出している。