明治安田生命J2リーグは、22日に第25節の11試合が行われた。盤石の強さを見せたのは首位の大宮。横浜FCをホームに迎えた一戦で3-0と快勝を収めた。開始5分に渡邉 大剛のゴールで先制すると、その3分後には家長 昭博が追加点。後半にも泉澤 仁が加点し、横浜FCをまったく寄せ付けなかった。これで大宮は今季2度目の5連勝で勝点を58に伸ばした。
首位を追う2位の磐田は、アウェイで岐阜にまさかの敗戦を喫した。63分に先制点を奪われると、87分にオウンゴールを献上。0-2の完敗に終わり、大宮との勝点差は11に広がった。
3位の金沢も先制しながらリードを守り切れず、愛媛相手に1-1のドロー。岡山に逆転勝利を収めたC大阪に3位の座を譲っている。
2連勝で5位に浮上したのは東京V。0-0で迎えた74分、先日加入したばかりの高木 善朗が決勝ゴールを奪い、熊本を1-0で下した。千葉は水戸と引き分け、プレーオフ圏内から転落。京都を2-1で下した福岡が6位へと順位を上げた。
ホームで讃岐と対戦した栃木は、0-0で迎えた後半アディショナルタイムに中美 慶哉が劇的な決勝弾。21日に就任したばかりの倉田 安治監督の初陣を白星で飾っている。
その他、北九州は終了間際の原 一樹の一撃で追い付き、札幌と引き分けた。長崎はルーキー上形 洋介のプロ初ゴールで1-0と群馬を下している。徳島はホームで大分を下して2連勝。一方、敗れた大分は再び最下位へと転落した。