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全57クラブのワクチン接種の体制整備を進めております。第35回新型コロナウイルス対策連絡会議会見レポート

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2021年7月6日(火) 15:15

全57クラブのワクチン接種の体制整備を進めております。第35回新型コロナウイルス対策連絡会議会見レポート

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全57クラブのワクチン接種の体制整備を進めております。第35回新型コロナウイルス対策連絡会議会見レポート
一般社団法人日本野球機構(NPB)と公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が連携する「新型コロナウイルス対策連絡会議」の35回目が、5日に開かれた

一般社団法人日本野球機構(NPB)と公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が連携する「新型コロナウイルス対策連絡会議」の35回目が、5日に開かれた。

会議後のリモート会見でJリーグ村井 満チェアマンは、選手のワクチン接種について触れ、「現在、全57クラブのワクチン接種の体制整備を進めております。タイムラグはありますが、8割方のクラブが体制を整え、残り8クラブ程度が最後の調整をしている状況です」と話した。

体制を整え、希望する選手にワクチン接種を進めていく一方で、村井チェマンによると「選手の中には科学的根拠、医療的な根拠に基づかない風評によって、接種を避ける方々がいないわけでもありません」という。選手・スタッフのワクチン接種は任意だが、そうした風評による影響を避けるためにも、Jリーグではワクチンの基礎知識や接種の意義などをまとめた解説ビデオを作成し、この日から各クラブへ配布することを決めている。

ビデオでは、ワクチンの基本情報に加え、ワクチンのリスクや副反応などについても丁寧に説明されているという。

「いくつかの風評によって、すでに感染した人間はワクチンを受けなくてもいいという考えや、変異株には効かないという認識を持っている選手もいました。またリスクと副反応について、心筋炎を起こすのではないかという噂があったり、DNAの変異をもたらすという風評もある。このあたりは具体的な事実ベースで解説していただいております」

ドーピングとの関係性や接種後の対応などについても説明されており「接種後はマスクがなくていいんですよねとか、会食や飲食など、ガイドラインの適応対象外になるという誤解を持っている選手もいるので、このあたりも丁寧に解説をいただいております」と話した。

専門家グループの三鴨 廣繁氏は「今回、村井チェアマンの音頭で、地域アドバイザーの先生方を中心にビデオを作っていただいたのは極めて有効だと思います。プロ野球やJリーグの選手はインフルエンサーとしての影響が大きい。社会的インフルエンサーとしての役割を期待しています」と、ワクチン接種の啓発となることに期待を込めた。

 

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