明治安田生命Ｊ１リーグは3日、4日に第21節の6試合が開催される。
ACL出場チームのうち、2チームの試合はすでに消化済み。名古屋は鹿島に0-2で敗れ、川崎Ｆは横浜FCに2-0で勝利。福岡vsＧ大阪は7月17日に行われ、Ｃ大阪vsFC東京は7月21日に開催予定となっている。
4連勝で2位に浮上した横浜FMは、アウェイで柏と対戦。前節はオウンゴールの1点を守り抜き、1-0で徳島に勝利した。アンジェ ポステコグルー監督退任後も変わらぬクオリティを保っており、2試合連続完封勝利と守備も安定。勢いはさらに加速していきそうな気配だ。対する柏は前節、劇的な展開で湘南に逆転勝利。9試合ぶりに勝点3を手にしている。横浜FMには前回対戦で1-1のドロー。古巣相手に結果を出したイッペイ シノヅカに今節も期待がかかる。
4位の神戸はホームに湘南を迎える。前節は試合がなく、およそ10日ぶりの一戦となる。直近の試合では横浜FCを5-0で撃破。ハットトリックを達成した古橋 亨梧が再び爆発するか。湘南は前節、ショッキングな形で柏に逆転負けを喫した。ウェリントンを中心とした攻撃に迫力が生まれているだけに、守備の強度を最後まで保てるかが勝利へのカギとなるだろう。
2連勝で5位に浮上した浦和は、仙台の本拠地に乗り込む。前節は福岡に2-0と快勝。初ゴールを奪った小泉 佳穂が注目選手となる。対する仙台は3試合勝利がなく、17位と降格圏へ再び転落している。直近の試合では清水に2-3と惜敗。隙を見せた守備陣が意地を見せたいところだ。
6位の鳥栖はアウェイで広島と対戦。3試合勝利がなく、一時期の勢いは失われつつある。課題の得点力不足をいかに解消するか。林 大地と山下 敬大の2トップにかかる期待は大きい。広島は6月19日以来の一戦となる。ここ4試合は負けがなく、直近の試合では柏に勝利した。海外移籍を実現した川辺 駿のラストマッチとなるだけに、このボランチのパフォーマンスに注目が集まる。
札幌はホームに徳島を迎える。前節は鹿島に0-4と完敗を喫した。開始早々の失点でリズムを失っただけに、試合の入りがポイントとなりそうだ。徳島は5試合勝利がなく、現在は2連敗中。この間2得点と、攻撃面に課題を抱える。7節以降ゴールから遠ざかる垣田 裕暉の爆発が待たれるところだ。
清水はホームで大分と対戦。前節は横浜FCと引き分け、今季初の連勝はならなかった。それでも一時期の苦しい状況からは脱した印象で、前回対戦で敗れた大分を撃破できれば、今後の浮上に期待が持てるだろう。一方の大分は3試合勝利がなく、前節はFC東京に完敗を喫した。3点を奪われた守備もさることながら、3試合連続無得点の攻撃面がテーマに。前回の清水戦で決勝ゴールを奪った町田 也真人が再び結果を残せるか。
■各試合の見どころをチェック
神戸vs湘南
仙台vs浦和
柏vs横浜FM
広島vs鳥栖
札幌vs徳島
清水vs大分
