明治安田生命J1リーグ 2ndステージは、19日に第3節の9試合が行われた。注目マッチとなったのは1stステージ優勝の浦和と、2ndステージ首位の広島の一戦。35分に関根 貴大のゴールで先制した浦和が試合を優位に進めたものの、65分に浅野 拓磨のゴールで追い付いた広島は、84分に青山 敏弘が決勝ゴールを叩きこみ逆転勝ち。2ndステージ3連勝で首位の座を守り、年間勝点でも浦和に2ポイント差に迫っている。一方、敗れた浦和は今シーズン開幕から続いていた無敗記録が、19でストップした。
攻撃サッカーを標榜する柏と川崎の対戦は、15分に生まれた工藤 壮人のゴールが決勝弾となり前者に軍配。2ndステージ2位の神戸は仙台に先制を許す苦しい展開も、73分に渡邉 千真のゴールで追い付くと、75分に高橋 峻希の3試合連続ゴールで逆転に成功。敵地で勝点3を手にしている。
前節、広島に大敗を喫した松本は、17分に工藤 浩平の移籍後初ゴールで先制すると、28分には飯田 真輝が追加点。鹿島相手に2-0と勝利し、1stステージから続いていた連敗を7で止めた。
同じく連敗中の新潟は、16分に生まれた小泉 慶のゴールを守り抜き、ホームで鳥栖に1-0で勝利。甲府はバレーの2ゴールで湘南を下し、2ndステージ初勝利を挙げている。
劇的な展開となったのは、G大阪と横浜FMの一戦。2点のビハインドを負った横浜FMは、83分にアデミウソンのゴールで1点差に詰め寄ると、90+4分に中村 俊輔が直接FKを華麗に叩きこみ、土壇場で引き分けに持ち込んでいる。G大阪は前節に続き、2点のリードを勝利に結び付けられなかった。
FC東京vs山形は、両者決め手を欠きスコアレスドローで終了。田中 マルクス闘莉王の退場により数的優位を手にした清水は、二度リードのリードを守り切れず、2-2で名古屋とドロー。またしても勝利はお預けとなった。