明治安田生命J2リーグは、18日に第24節の11試合が行われた。首位の大宮は、ベテランFW播戸 竜二が大爆発。28分に先制ゴールを奪うと、37分、39分にも立て続けに加点。わずか11分間でハットトリックを達成し、アウェイで福岡を3-1で下す立役者となった。これで大宮は4連勝。勝点を55に伸ばし首位を独走している。
2位の磐田は、0-0で迎えた81分にジェイが決勝ゴールを奪取。千葉との上位決戦を制し、大宮を追走している。一方の千葉は前節に続いての敗戦で勝点37のまま。磐田との差は10ポイントに広がった。
2強を追う金沢は終了間際の失点で、最下位の岐阜に痛恨のドロー。4位のC大阪は序盤の失点が響き、京都との関西ダービーに0-1で敗れている。一方の京都は石丸体制での初勝利を挙げた。
プレーオフ圏内を目指す中位陣も揃って足踏み。大宮に完敗を喫した福岡のほか、横浜FCは熊本に0-3と完敗。長崎は終了間際の失点で、大分に1-2で敗れた。札幌はホームで讃岐に0-1と敗戦し、3連敗となった。
代わってプレーオフ圏内に浮上してきたのが東京V。開始5分に生まれた高木 大輔のゴールが決勝点となり。アウェイで北九州に勝利。前節10位から一気に4チームを抜き去り、6位へと順位を上げている。
その他、群馬は1-0で栃木を下し、5戦負けなしで12位に浮上。岡山に乗り込んだ徳島は、3-0と完勝を収めた。水戸は三島 康平の2ゴールで、アウェイで愛媛を下している。