JリーグYBCルヴァンカップは、5日にグループステージの第5節が行われ、鹿島、札幌、横浜FMの3チームが、プレーオフステージ進出を決めた。
Aグループでは、鹿島がホームで福岡と対戦。24分に先制点を許したものの、31分に白崎 凌兵のゴールで追いつき、1-1で引き分けた。勝点を11に伸ばした鹿島は、グループ2位以内を確定させた。ホームに鳥栖を迎えた札幌は26分にドウグラス オリヴェイラのゴールで先制すると、59分に青木 亮太が追加点を奪取。終了間際に1点を返されたものの2-1で逃げ切った。札幌は勝点を10とし、こちらもグループ突破を決めている。
Bグループではすでに突破を決めているFC東京が、アウェイで神戸と対戦。チャンスを作りながらも決め手を欠きスコアレスドローに終わったが、勝点1を加算しグループ首位を確定させた。もうひとつの試合では大分と徳島が激突。14分に髙澤 優也のゴールで大分が先制するも、84分に徳島は新加入のカカが同点ゴールを奪い、1-1の引き分けに終わった。この結果、神戸、大分、徳島の3チームが勝点5で並んだ。
Cグループでは横浜FCがホームで湘南と対戦。42分に先制されるも、78分にクレーベが同点ゴールを奪取。1-1で勝点1を分け合う結果となった。なおこの試合では三浦 知良が66分からピッチに立ち、自身が持つ同大会の最年長出場記録を更新している。柏vs浦和は激しい点の取り合いとなった。9分に新加入のキャスパー ユンカーのゴールでアウェイの浦和が先制に成功するも、後半に入り、柏はこちらも新加入アンジェロッティの2ゴールで逆転に成功。さらに84分には古賀 太陽が決めて、リードを2点に広げた。このまま柏が勝利を収めると思われたが、後半アディショナルタイムにドラマが待っていた。浦和は90+2分に伊藤 敦樹が1点を返すと、その2分後に関根 貴大が値千金の同点ゴールを奪取。土壇場で3-3の引き分けに持ち込んでいる。
Dグループでは横浜FMがアウェイで広島と対戦。28分にレオ セアラのゴールで先制したものの、終了間際に追いつかれ1-1で引き分けた。それでも勝点を11とした横浜FMは、1試合を残してプレーオフステージ進出を決めた。ホームに仙台を迎えた清水は、36分に先制点を奪われるも、そこから怒涛の反撃を展開。41分に福森 直也のゴールで追いつくと、45+1分に金子 翔太が逆転ゴールを奪取。さらに後半にもディサロ 燦シルヴァーノと中山 克広が加点し、4-1と快勝を収めている。
■試合データ
札幌vs鳥栖
大分vs徳島
横浜FCvs湘南
清水vs仙台
広島vs横浜FM
鹿島vs福岡
神戸vsFC東京
柏vs浦和