徳島ヴォルティスは14日、MF青山 隼の現役引退を発表しました。
同選手は2006年に名古屋グランパスでプロデビューし、セレッソ大阪や浦和レッズでもプレー。2007年のFIFA U-20ワールドカップに出場するなど、アンダー世代の日本代表としても活躍しました。
徳島には2009~10年と12年から今年まで、通算6シーズンに渡って在籍。今季も開幕戦のピッチに立つなど6試合に出場したものの、5月以降は出場機会に恵まれず。クラブはシーズン途中ながら、本人の申し出を承諾し、双方合意のうえで契約解除となりました。
同選手は引退の理由について、「自分自身が思い描くプレーが表現できないことがあり、サッカー選手である自己に対しての追求に、キャリアをスタートさせた時とのギャップがあることに気づきました。その気持ちが日々のトレーニングに全力で臨もうとする自分との葛藤を生み、その葛藤に勝てない以上、プロサッカー選手としてこれ以上ピッチに立つわけにはいかないと思い、プロの選手としてのキャリアを本日終えることを決断しました」と、コメントしています。
通算成績はJ1リーグ7試合・0得点、J2リーグ132試合・3得点。
なお、8月8日に行われる明治安田生命J2リーグ 第28節の水戸ホーリーホック戦において、引退セレモニーが行われる予定です。