柏レイソルは22日、昨季限りで契約満了となっていたFW村田 和哉が、現役を引退することを発表しました。
村田は大阪体育大より2011年にセレッソ大阪に加入。その後、清水エスパルスでのプレーを経て、2019年より柏に在籍し、2019年途中よりアビスパ福岡、2020年はレノファ山口FCに期限付き移籍していました。
10年に渡る現役生活ではJ1リーグ通算112試合・8得点、J2リーグ通算54試合・5得点を記録しました。
クラブを通じて村田は、次のようにコメントしています。
「このたび、村田和哉は現役引退を決意致しました。22歳からプロサッカー選手としてキャリアをスタートさせていただき、10年間を一つの目標としてプレーしてきました。自分が取り組んできた活動に何の未練もありませんし、後悔もありません。心から最幸すぎる10年間だったと思います。5つのクラブで出会えたサポーターの皆様、監督、選手、チームスタッフの関係者の方々、各スポンサー企業様、マネージメントをしていただいたJSP様、村田和哉後援会の皆様、家族を含めて仲良くしてくださった地域の皆様、関わってくださった全ての方々と同じ時間を共有できたことが人生の大切な財産になりました。最後にこれまで一番のサポーターであり、一緒に戦ってくれた妻と2人の息子たち、どこにでも応援に駆けつけてくれた母、いつも天国から見守り続けてくれた父に心から感謝しています。
人生第2章は、滋賀県にJリーグクラブを創設するという夢に挑戦し、愛する故郷に夢と希望と元気を与えていきます。32歳でその壮大な夢に挑戦できることに今はワクワクしています。滋賀県の未来のため、日本の未来のために頑張りますので、今後とも引き続き夢への挑戦を応援していただけると嬉しいです。プロサッカー選手だったから華があったのではなく、村田和哉が居る限り花を咲かせ続けられるように頑張ります。10年間本当にありがとうございました。人生最幸!!」