明治安田生命J2リーグは8日に第22節の11試合が行われ、首位の大宮がアウェイで札幌に逆転勝利。2位の磐田が讃岐と引き分けたため、勝点8差を付けて独走態勢を築きつつある。
23分までに2点を先行された大宮だったが、前半のうちに1点を返すと、60分に横谷 繁が同点ゴールを奪取。そして75分に和田 拓也に逆転ゴールが生まれ、苦しい戦いを逆転で制してみせた。
讃岐と対戦した磐田は1-0で迎えた90+3分に、永田 亮太に同点ゴールを叩きこまれホームで痛恨のドロー。3位と4位の上位対決となった金沢vs千葉は両者譲らずスコアレスドローに終わった。上位陣が軒並み勝ち切れないなか、着実に勝点を伸ばす大宮のしたたかさが際立つ状況となっている。
前節まで5位のC大阪も横浜FCと0-0の引き分けに終わり、順位をひとつ下げた。北九州とのダービーマッチを4-2で制した福岡が、代わって5位に浮上している。
その他、群馬vs熊本、岡山vs長崎、大宮vs水戸が1-1、愛媛vs栃木はスコアレスドローと、今節は11試合中7試合が引き分けに。杉本 竜士の2ゴールで岐阜を下した東京V、アレックスの一撃で京都に競り勝った徳島が数少ない勝者となった。