AC長野パルセイロは20日、沖縄SVよりGK寺沢 優太が完全移籍で加入することを発表しました。
寺沢は長野県出身で、加入にあたり次のようにコメントしています。
「生まれ育ったこの地元で、Jリーグの舞台に立つチャンスを与えてくださったAC長野パルセイロの皆様には、とても感謝しております。私はこれまでサッカーを始めて17年間、やめる機会が幾度もありました。大学では試合に出られず、意を決して卒業後にドイツに渡りました。ドイツから帰国した丁度2年前、行くチームもなく無所属だった期間もありました。そんな私からすると、このJリーグの舞台でプレーする機会を与えていただけるとは想像もできませんでした。そんな私だからこそ、サッカー選手として、1人の人間として夢と希望を与えられる選手、人間になれるのではないかと強く思っています。AC長野パルセイロでの活動を通して、自分の置かれた立場で努力し続けること、そして成長することで、必ず見えなかった景色が見えるということを体現していきます。
またここ長野では、子供の頃から今まで関わっていただいた全ての方に、お力添えをいただきました。海外、JFL、地域リーグでの経験全てを活かし、自覚と責任を持ちクラブと長野県のために戦います。最後に個人的なことになりますが、女手ひとつでここまで育ててくれた母には感謝の気持ちでいっぱいです。これまでは、母の支えがあって、サッカーに取り組んで来ることができました。これからは、母を支えるために、一日一日を大切にしてサッカーに取り組んでいきます。AC長野パルセイロに関わる全ての皆様、J2昇格を必ず実現しましょう。応援よろしくお願いします」