松本山雅FCは10日、MF山本 真希が2020年シーズンをもって現役を引退することを発表しました。
山本は2005年に清水エスパルスに加入。その後、コンサドーレ札幌、川崎フロンターレ、ジェフユナイテッド千葉でのプレーを経て、2019年より松本に在籍していました。
15年に渡る現役生活ではJ1リーグ通算160試合・11得点、J2リーグ通算75試合・5得点を記録しました。
クラブを通じて山本は、次のようにコメントしています。
「ご報告が遅くなってすみません。このたび引退する決断をしました。松本山雅で過ごした1年半は数えるほどしか試合に出ることができず、チームの目標達成の力になれなかったことを申し訳なく思っています。ただ、このクラブにきて改めて感じたことは、サポーターの偉大さです。移籍してきた初日から家族も含め温かく迎え入れていただきました。松本の街全体からは大きな期待を感じることができ、2020年こそコロナウイルスの影響で満員のアルウィンでプレーすることは叶いませんでしたが、あの雰囲気は間違いなく選手の後押しとなり相手チームにとっては脅威になります。そんなパワーをこれからも選手達に送ってください。そしてその声援の中で、松本山雅の一員として一緒に戦えた時間は僕の宝物です。
15年間選手生活が続けられたのは、今まで関わったチームメート、監督、コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、クラブスタッフの方々、スポンサーの皆様そしてサポーターの皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。清水エスパルス 、コンサドーレ札幌、川崎フロンターレ、ジェフユナイテッド千葉、松本山雅FCでプレーできて幸せでした。またどこかで会いましょう」