明治安田生命J2リーグは4日に第21節の11試合が行われた。首位の大宮は、40分の横谷 繁の1点を守り切り長崎に勝利。連敗は回避し首位を快走している。
大宮を追走する2位の磐田はホームで熊本と対戦し、1-1で引き分けた。33分に松浦 拓弥のゴールで先制するも、終盤に熊本の猛攻に遭い、83分に齊藤 和樹に同点ゴールを決められてしまう。磐田は勝ち点1しか積み重ねられず、首位大宮との勝ち点差は6に開いた。また、3位の金沢もアウェイで北九州と対戦し、1-1と痛恨のドローを喫した。
千葉は62分のネイツ ペチュニクのゴールなどで岐阜に3-1と逆転で勝利し、4位に浮上した。C大阪と大分の一戦は、両チームとも譲らずスコアレスドローに終わった。なお、C大阪の長谷川 アーリアジャスールは、この試合をもってスペインのレアル・サラゴサへの移籍が決定している。
横浜FCと札幌の一戦はスコアレスドローに終わった。なお、この試合では65分に札幌の小野 伸二、77分には横浜FCの三浦 知良が途中出場した。一方の岡山は27分に篠原 弘次郎、57分には矢島 慎也が得点を挙げ京都に2-0と完封勝利を収めた。
東京Vはホームで福岡と対戦し、48分に福岡の鈴木 惇に先制点を許すも、試合終了直前の94分に南 秀仁が値千金の同点ゴールを挙げて引き分けに持ち込んだ。群馬と徳島の一戦では、野崎 桂太が90分に決勝点を挙げて、群馬が2-1で競り勝った。今節は終了直前の得点が多く見られるなど、スリリングな展開が目立った。
水戸はホームで栃木に先制を許すも、77分に三島 康平、79分には吉田 眞紀人が立て続けにゴールし、2-1で逆転勝利した。讃岐と愛媛はスコアレスドローに終わった。